食わず嫌いはやめて「試しに食ってみる」姿勢
アル:女友達もギラギラした肉食と付き合ってきたけど、最後に結婚したのは公家顔の草食夫だったんですよ。「やっぱり住むなら畳の家」って感じで。
彼女は「恋愛向きの男」と「結婚向きの男」を分けて考えられる人で、今は子煩悩な夫と穏やかな家庭を築いてます。
妻が夫への愛情が冷める一番の理由は「子育てに協力的じゃないこと」だそうです。
子持ちの女友達も「子育てしない夫に対しては、百年の恋も冷める」と言ってます。周りをみても、夫が家事育児をちゃんとする夫婦は仲がいい。恋愛感情は薄れるけど、信頼や家族愛は深まっていくから。
AM:本気で結婚を意識したら、そういう相手を選べるのかもしれませんね。
アル:もちろん全然好きになれない人と結婚する必要はないけど。ただ「好み」って、食わず嫌いもあったりするでしょ?
別の女友達はチャラいイケメン好きで「押尾学が好み」と言ってたけど、結婚したのは小川直也にソックリな夫だったんです。
第一印象は「人よりもゴリラに近い存在」だったらしいけど(笑)、「試しに付き合ってみたら、ゴリラでもいけると分かった」と言ってました。だから、試しに付き合ってみるのもアリだなと。
その彼女は恋愛に興味が薄くて、だからこそ「自分から好きになった男じゃないと無理」と思ってたそうです。でも夫の方が彼女にベタ惚れで「愛されるのって居心地いい」「追いかける恋は疲れるし、自分はこっちの方が向いてる」と気づいたらしい。
今は結婚13年目だけど、すごく絆の深い夫婦ですよ。「夫に対してセックスしたい!とは思わないけど、世界一大切な存在だ」と言ってます。個人的に結婚においてセックスは重要じゃないと思うし、性欲と愛情は関係ないから。
「顔さえ良ければ何でも許せる」ってぐらい顔重視の人は、好みを貫くのもいいけど。でも、単にマッチングする相手に出会ってない場合が多いから。だから初対面で足切りせず「食わず嫌いはやめて、とりあえず食ってみよう」って姿勢は大事だと思う。
そのためにも、異性と接点を増やすことですよね。出会う母数が増えれば、マッチング率も上がるので。
一番くじでも、いっぱい買う人が欲しいグッズを手に入れるでしょ?「またストラップかよ!もうクジなんてやめだ!」と諦めず、根気強くクジを引き続けてほしいです。
たった1人のパートナーに出会うには、女磨きよりも根気強さが必要だと思います。
Text/アルテイシア
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