最後に

今日は「出会い方」について語るために、俺の思想ではない一般的な恋愛市場の目線を持ち込んで書いた。
たとえば女性は年齢が上がるにつれて価値が下がるなんて全然そんなことはなくて、むしろ俺自身はハタチそこそこの子は話をしててもつまらないことが多いし、やっぱり色々なことが見えてきているアラサー女子が話をしていて好きだったりする。

あとは「男が選ぶもの」みたいな視点があるけど、まったく逆でしょう。
たとえばセックスひとつを取っても、男は女に「この人なら良い」と選んでもらわないとセックスすることができない。
根本的に女は男よりも優位性を持った存在だと思う。女性の側が受け身にならざるをえない事情はあって、それがメンドクサイものだなーって感じるけれど。
覆い隠されてしまってるけれど、主導権を持っている立場なんだから、気後れなんかしてほしくないと思う。(これ書いてて、男のまちがった価値観をぶち壊さないと先に進まない気がしてきた…)

もし漠然とした不安とかあせりとか息苦しさを感じるとして。それは消すことが難しい感情かもしれない。
だけど、新しい相手と出会うときだけはそういったものから自由になってほしい。
自分を縛り付けているものを横において、自分にふさわしい相手かだけを純粋に見つめることで、新しい恋愛は始まるんじゃないかな。

あ、具体的な「出会いの場」をいちいち書くのはバカらしいので、そこらへんは適当なメディアで見つけてくれれば良いと思います。
今日書いたことを意識してれば、本当に出会いのきっかけなんてどうだっていい。出会いに行くのは、場所じゃなくて人だから。

Text/ファーレンハイト

初出:2014.10.02