婚活アプリでスルーされない、ヤリモクを寄せつけない「プロフィールと4枚の画像」

マッチングアプリで男性を探している女性の手元の画像

 みなさまこんにちは、毒親育ち・既婚・レズビアン・フェミニスト・ミサンドリー(男嫌い)・元ビッチ・オタク・百合好き・ADHD・婦人科系疾患治療中で妊活中のみみこです。

 前回は、レズビアンである私がなぜ男性と結婚するために婚活をはじめたのかということをお話しました。今回は、私が行った婚活ノウハウをお話したいと思います。

市場価値調査へ

 婚活することを決めた私はまず、友人を誘って手ごろな婚活パーティーに申し込みました。自分が婚活市場にいる異性愛者の男性にとってどれくらい需要があるかを探るためです。
なんせその頃、私の周りにいた男性は18も年上の不倫おじさんだけでしたので……。

 AMでも連載中のアルテイシアさんの「オクテ女子のための恋愛基礎講座」を教科書に、「まずは一旦モテてみよう」と繰り出した婚活パーティーで、結果から言うと私は大いにモテました。

 レズビアン界では「ノンケ(異性愛者)っぽすぎる」と全くモテなかった私の見た目が対男性の婚活市場では非常にウケたのです。小柄、童顔、茶髪セミロング、ウエストのくびれを強調した「砂時計スタイル」且つ、女子アナ風の清楚な服装。おまけに職種は派遣の事務員。

 「モテた」というよりは「無難だった」というのが正直なところだと思いますが、その日私は男性参加者の過半数から連絡先を渡され、「自分には婚活市場において一定の需要がある」ということを知りました。

出会いの主戦場

 婚活における自分の市場価値が分かったところで、次に婚活の主戦場を探しました。
参加したような婚活パーティー、合コン、街コン、友人の紹介、婚活アプリ(無料)、婚活アプリ(有料)、結婚相談所……。婚活ブームの昨今、「『出会いが無い』は甘え」と言われてしまいそうなほど出会いの場は多く設置されています。

 毒親の手から逃れたい、不倫おじさんと手を切りたい、失恋を癒したい等、自分の都合の良い願望ばかり並べてスタートした私の婚活ですが、私は決して結婚が魔法のように全ての問題を霧散してくれるとは考えていませんでした。

 生きづらい世の中を少しでも楽に生きるために協力し、支えあえるパートナーが欲しい、自分の生きづらさを一緒に抱えてもらう代わりにパートナーの持つ別の生きづらさを私も共に抱え、補い合って生きる。そんな関係性を築ける相手でなければ結婚する意味がないと思っていました。

  そのためには、根本的な物の考え方やジェンダー観など、妥協が許されないポイントが多くありました。

 婚活パーティーで40名近くの男性と会話をして、私は自分の「妥協できないハードル」が思いのほか高いことを肌で感じていました。

 というのも、男性のちょっとした発言に一々「は?キモ」とむかついてしまうのです。ほんの数分話しただけで「キモい」とイラついてしまうようでは50年いっしょにいることなど不可能なので、慎重になるべきだと感じていました。

 登録者の多さと、課金せずに気軽にメッセージの交換が出来るという点から私が選んだのは大手婚活アプリでした。

 ここで、まず私がアプリのプロフィール作成において気をつけたことをご紹介します。