レズビアンですが男性と(ほぼ)友情婚しました

手をつなぐ男女の画像 vjapratama

 みなさまはじめまして、みみこです。
まずは自己紹介を。毒親育ち・既婚・レズビアン・フェミニスト・ミサンドリー(男嫌い)・元ビッチ・オタク・百合好き・ADHD・婦人科系疾患治療中で妊活中の28歳です。

 レズビアンですが、パートナーは男性です。婚活アプリで出会い、半年で結婚しました。

 と言うと「マジですか?アプリどれ使いました?私ぜんぜん上手くいかないんですけどちょっとプロフィール画面見てもらっていいですか?ていうかメッセのやりとり超ダルくないですか?」と食い気味に質問してくる女子が多いです。 超わかる。私も最初はぜんぜん上手くいきませんでした。

 何人とも並行するメッセのやりとりはダルいし、そもそもお前らAIか?と言いたくなるくらい全員同じこと聞いてくるし、あからさまなヤリ目男のメッセは鳥肌たつほどキモいし、父親ほどの年齢のおっさんからイイネがついてドン引きするし、「こいつにイケるって思われたってこと?」って凹むし……。もう二度とやりたくないのが正直なところです。

 不毛なメッセのやり取りに明け暮れ、アカンもう疲れた、と婚活のやり方を変えてみました。そしてわかったことがあります。

 婚活は、ソシャゲのガチャと似ている。

 無課金(友達の紹介、職場の同僚、学生時代からの知り合い等)でいきなりSSRを引ける人もいれば、重課金勢(有料アプリ、結婚相談所等)がいつまでもドブっていたりします。

 でも、婚活ガチャがソシャゲと違うのは「SSRの基準を自分で決められる」ということ。

 自分のなかで明確な「これがあったらSSR」と思える基準があれば、婚活はやりやすくなります。些細なことでもいいんです。例えば「趣味に対するスタンスが似てる」とか「どんなに流行っていても悪口ネタでは笑わない」とか。
いろんな付加価値で曇りがちな婚活中の瞳を、その基準がリセットしてくれるはずです。だらだら続く不快なメッセはさっさと切り捨てて、たった1枚のSSRを探すべく婚活ガチャを回しましょう。

 私が試した方法は次回ぎっちり書くとして、今回は私がなぜ婚活しようと思ったのかをお話したいと思います。三度の飯より女体好き、男性と法律婚することだけはあり得ないと思っていたのに。