「この道はやーめた」と
自分の中で決着をつけることの大切さ
こういったかたちで、過去の恋愛を教訓として自分自身で消化できるかが本当に大事なこと。
きちんと学習していないなら、ちょっと違う相手とマイナーチェンジした同じような恋愛をまたしてしまうだけだ。
誰だって心のクセは持っている。誰だって恋愛で失敗はある。
だけど、その人と接したことを糧にしないのならば、その恋愛はそれこそまったくムダなものになってしまう。
絶対的に幸せな恋愛を勝ち取ることは難しい。それこそ運もあるから。
だけど、「この道はやーめた」と自分のなかで決着をつけていくことで選びとっていくことはできる。
それには今までの恋愛から徹底的に何かを感じ取る必要がある。
俺も含めて、多くの人は自分のことを本当に分かっていない。だから、その目線は絶えず持ち続けていくべきなんだと思う。
最近、俺が感じるのは過去の出来事・いまの出来事を「どう捉えるか」は恋愛だけでなく、人生の充実においてすごく大事なことなんじゃないかって。
同じ物事を切り取る精度とか感性が腐ってたら何も感じることが出来なくなってしまう。だから、これを磨くことがその人の魅力や成長につながるんじゃないかって。
悩まないで生きられたらすごく生きやすいと思うけど、そんな生き方はしたくないし、してほしくないなって思う。
Text/ファーレンハイト
初出:2014.08.21