最後にオススメしたいのは、何かにつまずいたり転んだ拍子にペットボトルやコップに入った水を自分のシャツにかけるという、若干の高等テクです。

　他人からエロい視線を受けたり好かれる自分を許さない。
文化系女子にありがちな、自意識による過剰な監視の目でくすんだ存在感では、特定の男性への好意も、色気も、煙霧にかかって見えません。 雨が降ったあとは一時的に空気が澄んで見える。
きっちり着こなしたシャツにかかった水が肌を透かし、肌着を透かし、ひとりのオンナとしてのあなたの色気を際立たせてくれるはずです。

　普段はTPOをわきまえた服装で、職務をきっちりこなしていると、ハプニングでも起こらないとスキを見せられないのでは？　自然じゃなくてもいい、故意の事故であってもギャップを生んで、バランス感覚を養いましょう。
ただし、ブラ線が浮き上がってしまう可能性もあるので、注意してください。
そうなってしまった後の顛末に責任は負えません。

　もう一歩踏み込めそうな方は「濡れちゃった」の一言をくわえてみてください。
あるいは、先に用意しておけと書いた霧吹きをここでも活用。 皆の目を盗んではシャツを濡らし、「なかなか乾かないの～」といいわけしながら、終業まで透け肌状態をキープできます。

　わたしは渡辺直美さんが好きなんですが、皆さんはどうですか？　好きですよね？
あと柳原可奈子さんも良いですよね。かわいいです、だいすきです。ミラクルひかるさんもだいすきです。天才です。

　彼女たちは、何気ないしぐさや他人のクセをパロディにして、演じて見せることで笑いに転化しています。
彼女たちがこれだけ支持され、また、チャーミングに見えるのは、物事をパロって楽しめるセンスを持ち合わせているからだとわたしは思います。

　彼女たちは表舞台で活躍していて突出しているし、仕事なので、わたしたち一般人とはもちろんちがう。
ですが、彼女たちを見て笑えてるということは、「メタ視点」を持ち合わせており、パロディできる素養があるということ。

　ぜひ『AneCan』のもえOLや『EX大衆』の女子アナのパンチラを、ちがった形でモデルにして日常の1シーンにエロしぐさをくわえてみてください！

　次回は、「非性欲男子にも効果的？　カフェでのエロしぐさ」をお届けします。

Text/鈴木みのり

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