「自分にとっての幸せ」を見つめ、選び、掴むこと

そもそも人は、どうして人と比べるのでしょうか?それは、幸せではないからです。
そういう人は、相手よりも良い環境にいれば、幸せなのだと安心し、そうではないと、不幸なのだと思いがちです。
ただ、そもそも今、幸せな人は、わざわざ人と比べたりはしません。
そんなことをして、幸せをはからなくても、自分が幸せであることは分かっているからです。

幸せは人それぞれです。
女性の誰もが、結婚して、出産して、子育てをできたら幸せとは限りません。
自由な環境と経済力を持って生きるのが幸せな人だっています。
結婚にも育児にも仕事にも、人によって「向き・不向き」があるのです。

現代の女性は、人生の選択肢が増えました。
環境によっては、専業主婦になることもできるし、結婚して働くこともできるし、一生独身でキャリアウーマンとして生きていくことも可能です。
でも、選択肢が増えれば増えるほど、幸せを感じられない女性が多いのはなぜでしょうか?
それは、「自分にとっての幸せ」が見えていないからです。

自分にとって、好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことは、人によって違います。幸せも同様、人それぞれです。だからこそ、自分にとっての幸せを知り、掴めている人が、幸せになれるのです。

一昔前までは、女性は結婚をしたら、仕事を辞めるのが常識だったこともありました。
さらに前は、相手のことを好きだろうが、嫌いだろうが、結婚したいだろうが、したくないだろうが、お見合いをして結婚するのが常識の時代もありました。
そんなときは、「人生、そういうもの」だと諦めなくてはいけないこともあり、むしろ「自分にとっての幸せ」を知ってしまったら、苦しい人生になっていたかもしれません。

でも、現代は違います。自分で選べるのです。
ただ、自分にとっての幸せは、一般的な価値観に流されていたり、ボーッと受け身のまま人生を歩んでいたりしたら、見つかりません。
そうなると、選択肢が増えたことで迷い、隣の芝生ばかりが青く見えてしまい、幸せを感じられなくなるのです。

「自分らしさとはなにか?」を知るというのは、実はものすごく難しいことです。
自分の心ときちんと向き合わないと、なかなか分かることではないからです。

そんな難しいことを現代の女性は求められているのだから、人生の選択肢が増えて困惑している人がいるのも、納得はできます。
でも、これは人生において、とても重要な課題です。誰もが乗り越えるべきこととも言えます。
なぜなら、本来、人は自分らしさを持たない日々を過ごしていると、自分の人生に納得できなくなるので、幸せにはなれないからです。