あなたは甘え上手?

子供おばさんの中には、「わがままを言うこと=甘え上手」だと勘違いしている人もいます。
でも、「甘える=甘え上手」ではありません。

実際に“甘え上手”と言われている女性は、本当に自分が甘えたいときに甘えているのではなく、相手が叶えられる場面で甘えています。
つまり、相手の状況に関わらず甘えるのは、単なるわがままなのです。

わがままと甘え上手の大きな違いは、下記です。
わがまま=自分のために求める(相手に関係なく、自分がしてほしいことを求める)
甘え上手=相手のために求める(相手が求めてほしいことを求める)

例えば、彼が限界ギリギリの重い荷物を持っているときに、「これも持って!」と自分のバックを渡したら、おそらく怒られます(=単なるわがまま)。
でも、彼が手ぶらのときに、「これ、重たいの。お願い、持って!」と可愛くお願いしたら、「しょうがないな~」と持ってくれることが多いでしょう(=甘え上手)。

この荷物の重さを、「時間」や「お金」、「労力」などに当てはめて考えてみるといいでしょう。
仕事で忙しい彼に「時間を作って!」というのが、どういうことなのか。
それは、彼が時間に余裕があるときに、「会いたいの!」と甘えるのとでは、状況が違いますよね?

つまり、相手に対して甘えていいのは、「相手が出来る範囲のこと」に尽きるのです。

逆に、相手が叶えられないことを要求ばかりすると、彼の自信やプライドを傷つけてしまいます。
基本男性は、パートナーにとって頼りがいのある人でいたいものです。

でも、もし彼には難しいことをお願いしてしまい、彼がそれを叶えることができなかったら、彼のプライドは傷つき、自分を責めてしまうことだってあるのです。
そんな結果になってしまっては、関係は悪化してしまいます。


コミュニケーションは、相手あってのものです。
相手の状況を見ないで、自分の思いだけをぶつけるのは、コミュニケーションではなく、“迷惑行為”です。

伝え上手、甘え上手になって、受け止められる女性になりましょうね。

子供おばさん……自分の思いや願望を一方的に相手にぶつけ、相手に受け止めてもらえない。
大人女子……「相手が聞ける状態なのか」「相手が受け止めたくなる内容なのか」をよく考えてから話すので、思いを受け止めてもらう。

Text/ひかり

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