付き合い始めは幸せな時間が流れるけど…

ダメ男と称するからにはダメな訳ですよね。
DV、モラハラ、借金、浮気、無職…ダメ男にも色々ありますが、例えばデートDVな男性で暴言、DV、浮気がある人とお付き合いが始まったと想定してお話していきます。

付き合い始めは、おそらく優しいのでただ幸せな時間が流れる。
しかし、徐々に何かしら問題が起きていく。

この問題に対して、
「私がなんとかしてあげたい」
「私なら彼を立ち直らせることができる」
「いつかこの努力が報われる日が来る」
「私ぐらいしかこの人と一緒にいることはできない」
と思って、彼自身の問題にも関わらず自分が必死に取り組んでしまったり、手助けをしたり、許してしまったりしながら、一緒に居続けてしまう。

よく考えれば、本来は彼自身の問題なので彼が真剣に取り組まなければいけないんです!
すぐにキレちゃう性格も、浮気ばかりして嘘をつく性格も、怒ると手が出てしまう性格も、ギャンブルなどで借金を作ってしまう癖も、彼らが自分で「このままではいけない!」「自分でどうにかしないと!」って思わなくては変わらないんです!

どんなにダメダメなことをしても、別れず許して一緒にいてあげる。
実は、これをすることによって、彼がダメなことを許されているように感じ、自力で這い上がろうとしないのです。

さらに、自分の彼氏がダメなことに対して悩んでいるにも関わらず、ダメな部分を自分がフォローすること、助けること、尻拭いをすることに一生懸命になってしまう。このケースが共依存にとても多いです。
彼のために必死に何かをしているという喜びや、やりがいを感じてしまうんですよね。

そのため、共依存の女性の中には、彼の借金のために自分のバイトを増やした人や、殴られたり、罵倒されても、「自分がいけなかったんだ。私がもっと努力すれば彼をここまでさせなかったんだ」とさらに努力してしまう人がいるんです。