荻尚子の依存コラム

モテる男に多い心の病、回避依存とは?

恋愛心理カウンセラー荻尚子さんに依存について伺いました。

荻尚子 回避依存
Joe St.Pierre

 こんにちは。
女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverの 荻です。

 今回は、あまり聞いたことが無いかもしれないですけど「回避依存」について書いてみようと思います。

『回避依存』? と思う人も多いと思うのですが、すっごく平たく言うと、『ツンデレ』です。
んーーーちょっと違うかな。『ツンデレ』の行き過ぎちゃったバージョンという感じと言った方がいいかもしれないです。

回避依存とは

 回避依存症は、見た目にはモテているように見せてはいても 実際は自分の心を見せることを怖がったり、恋人との距離が近づくことを恐れたり。
その心の一番奥底にあるものは、嫌われたくないという気持ちだったり。
本性を見せたら、又は、相手を安心させたら離れて行ってしまうのではないかという不安です。
態度は自ら相手に冷たくしたり、駆け引きをしたりと、余裕があってあんまり好きではないかのように見せたりもするのですが、本当のところは自分が傷つくことが一番怖いという気持ちを抱えています。

 回避依存症の人と交際した人は、相手からの好意を感じられず、安心して安定した恋愛をすることができません。
心の中では大好きだと思っていても、それを表現できないのが回避依存症なのです。

相手との安定した関係になると耐えられない

 恋愛では駆け引きというものが有効的とも言えます。
確かに、ずっと押しているより、押したり引いたりということで駆け引きをするのも 恋愛指南書などにも書いてあったりするように、有効的なことも多いと思います。
これを恋愛初期にやるということは誰しも経験があるでしょうし、 それが、すぐに悪いことだとか、回避依存ということではないです。

 では、回避依存とはどんなものかというと……。

 恋愛の初期は誰でも盛り上がり、毎日連絡を取り合ったり、愛の言葉をささやきあったり、無理をしてでも相手との時間を作ったり。
お互いに必死に思いをぶつけ合うので、愛されている! 相手が自分を求めている! 相手が今見ているのは自分だ! という充実感があると思います。
だから、みんな恋愛の初期ってすごく楽しいと感じるだろうし、満たされた気持ちにもなると思います。

 しかし、その超盛り上がっているという時期は、そんなに長く続かないですよね。ちょっと寂しいですけど。
だんだんお互いに自分の通常の生活に戻り、無理してまでデートしたり、電話をしていた時間が通常の仕事や睡眠に戻って行きます。
あんなに必死に追いかけてくれていた恋人も、自分の相手に対する気持ちに安堵し、そこまで必死にならなくても大丈夫な関係を築いたと思い、気持ちの盛り上がりも落ち着き、安定した恋愛へとシフトしていきます。

いい恋愛とは、ここから信頼関係を少しずつ構築して行き、激しくぶつかり合ったり、駆け引きをしなくても、安心して一緒にいられる関係を作って行くことだと思います。
しかし、この安定した時期と言うのが耐えられないという人がこの回避依存にあたると思います。