嫌われたくないのに彼の愛を試してしまう…恋愛依存の恋愛が上手くいかない理由

恋愛心理カウンセラー荻尚子さんに依存について伺いました。

荻尚子 恋愛依存
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 こんにちは。
女性専門カウンセリングルームfour-heart-cloverの荻です。

第一回目「回避依存症について」
第二回目「恋愛依存チェックシート」
第三回目「恋愛依存に陥る理由について」

とすでに3回書かせていただいたのですが、皆さんの恋愛いかがでしたでしょうか?

 恋愛は、人にとってとっても大きな要素だといつもカウンセリングをしていて思います。

 “たかが恋愛”とは言い切れないほど 恋人からの影響は大きく受けると思いますし、恋愛から結婚へと進んで行けば 『人生』に関わっていくことになります。
たかが恋愛ではなく、自分の人生をかけるような大切なこと。
真剣に考え、みんなに幸せになっていただきたいと思います。

 では、今回は前回からの続きである「恋愛依存症の人が恋愛を続けていくとどうなってしまうのか」についてお話をしていきます。

釣った魚に餌をやらない男に
ネガティブな妄想でいっぱいになる

 恋愛依存症の人が恋愛を進めて行くと…恋愛依存症の人にとって恋愛のピークのような時は相手の男性にアプローチされている時と言っても過言ではありません。

 好きな女性を「自分のものにしたい!」と思っている時の男性はまさに『狩人』ですからね。
その熱烈なアプローチは確かに女性にとって至福とも言える幸せな時間だと思います。

 ただ、一度交際をスタートさせ、デートも重ね、体の関係も持ち、恋愛が安定してくると男性の気持ちは『狩人』ではなくなってしまいます。

 そうすると、恋愛依存症の人の頭の中は一気に“不安”が駆け巡ることになります。
何かが起こった訳では無いので、お互い日常生活を楽しめばいいのですが、恋愛依存症の人は、一度恋愛をすると彼以外のことを楽しめなくなってしまいます。

・彼から連絡が来ない。
・前のように熱い気持ちが伝わってこない。
・気持ちが冷めたの?
・他に好きな人が出来てしまったのでは?


 と、頭の中がネガティブな妄想でいっぱいになってしまいます。

 そして、「いつか私は振られるんじゃないか?」という気持ちも同時に膨れ上がってきます。

「いつか必ずくるであろう不安」を毎日抱えている状態は、とても大きなストレスであり、「どうせ来るなら早くしてほしい」、「どうせ来るなら期待したくない」と思う人も多いのです。

 しかし、人間関係、特に恋愛においては、末永くいい関係を続けられるかどうかは、運命や最初の約束ではなく、日々の積み重ねの中で徐々に築いていくもの。
お付き合いの最初に言う「何があっても絶対に一緒にいよう」などの言葉は、そうなりたいと思う願望であって、確約ではないんですよね。

 本来は日々お互いを大切にして行きながらこの“願望”を“現実”に変えていくのですが。

 ネガティブな感情が頭の中でいっぱいになってしまう恋愛依存症では、この『日々の中で少しずつ信頼関係を築き』ということがなかなかできません。

 “一生一緒にいてくれる(絶対に裏切らない、100%信用する)”
それとも
“別れる”
のかを今すぐ結論を出したい衝動に駆られてしまいます。

 恋愛依存症の人が一番望んでいることは、もちろん“永遠の愛”です。
ただ、その永遠の愛を徐々に構築していくんだという心のゆとりを持つことができないのでいつか振られるなら早い方がいい! と選択を迫ってしまうのです。