仏男性とスピード離婚する女性の黄金パターン

実は最近、フランス人と結婚したとしても離婚してしまう黄金パターンというのが存在するという話を伺ったのです。

この話をしてくれたのは、 パリの銀行に勤める、フランス人旦那を持つ日本人女性でした。

彼女が毎日接客するのは日本人女性だそうで、その中で 見えてきた一つの法則があるというのです。
それは、銀行口座を作るときに、自分の日本の名字を使わずフランス人の旦那さんの名字で登録する人は、後々離婚したという話を聞くことが多いということです。

彼女なりにその理由を推測するに、フランス旦那の名前を名乗りたい人はフランス人と結婚したい、という理由で結婚したのではないか、つまり「フランス人」ということが大切で、それ以外のことは気にせず結婚してしまったと。

なるほど。前回日本に帰った時に、今の日本では友達や親がほめてくれる相手と結婚しなければと考えて相手を選んでしまい、その間に結婚が遅れて…なんて人も少なくないという驚愕の事実を知ったので「フランス人なら皆に自慢できるわ!」なんて、安易飛びついてしまう人もいるんでしょう。

ちなみに、フランス人はフランス人でも中にはものすごく面倒な人や、危ない人や、浮気病が治らないなんて人はざらにいます。ま、これはどこの国の男も一緒ですね。

あなたは結婚したいかも、と思っている相手のことが信用できますか?  一緒にいて楽しいですか?
何か問題があっても、私が選んだ相手なので私の責任、しょうがないわ。と思える相手でしょうか?

そう思える相手でないと、たとえ結婚できてもすぐに離婚してしまうかもしれません。

もし、フランス人がいい、金髪がいい(フランス人の金髪はレア)、ハーフの子供が欲しいという不純な理由で相手を選んだとしても、それ以外は全部目をつぶって一生愛せるわ!と、人目を気にせず自分の好みに正直になれるのなら、突き進むのもありですしね。

ちなみに、私は銀行口座を自分の旧姓で登録しています。だって旦那には関係ない自分自身の口座ですしね。
なので黄金ルールどおり、将来離婚しなくていいよう祈っています。

Text/中村綾花

初出:2013.12.08