仏男性とスピード離婚してしまう女性の黄金パターン

スーパーのおばはんとケンカするパリのリアル

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今朝、スーパーに買い物に行ったんですよ。
そしたら、天気がいいからか、若いお兄ちゃんの店員と話してたからか、レジのおばはんがご機嫌だったんです。
いつもムスっとして接客態度最低なのに、珍しいなぁと思って油断していたら、やっぱりいつも通りお会計時に
「小さいお金だしなさいよ」
と言われる訳です。

このスーパーに来るといっつもいっつも小銭がないらしく、ちょっと大きなお札(っていっても20ユーロ札とか)を出そうもんなら、こう言われるわけです。
なんなら今日は私の財布のなかの小銭をめざとく見つけて!「それだしなさいよ」と客の私に命令するわけです。
ここはパリですからね。

この時、朝で客も少ないしおばはんもご機嫌だったので、いつも言いたくてしょうがなかったことを言ってやったのです。

私:「なんでいつも小銭ないのよ?」

レジのおばはん:「知らない」

ほぉ。そうきたか。
私「ちゃんと仕事してないからでしょ?」(小銭銀行に両替に行きなさいよ)
といったらば、おばはん負けじと、
「あなたみたいな客が小銭で払わないからレジに小銭がないんだよ」
ときた。もう、このおばはんに何言っても人のせいなんです。

最後、私は「Bon Travaill」と言ってやりましたよ。
本来なら、「お疲れさま!」「よく頑張った」みたいな褒め言葉なんですが、皮肉というやつです。
おばはんは、「メルシー」なんて笑顔で言ってましたが、このやり取りのあと、私は結構心臓がバクバクしていたのを感じました。
(おばはんは数秒後にはすっかり忘れてるでしょうが)
でも、こうやって戦えた自分をほめてあげたい、と思ったちょうどパリ3年の朝の出来事でした。

私も段々パリに馴染んできているのかな、とこういう出来事で実感するのです。 (もちろんこんな戦いしなくてもパリでは生きていますけどね(笑))
花の都パリも実際はこんな生活です。
だからパリ症候群のように夢を抱いた日本のお嬢様たちが精神を病んでしまうのでしょうね。

さて、前書きが長くなってしまいましたが、今回はフランス人の彼氏が欲しい、あわよくば結婚したい!と思っている方にぜひ読んで頂きたいエピソードです。