シワやシミがあっても姿が美しいパリのマダム
パリではふと、隅々まで手入れとお洒落がゆきとどいた美しい60代、70代のマダムというのに遭遇することがあります。
今日もそんなマダムを見かけたのです。椅子に座って誰かを待つ彼女はおそらく70代に近い60代。
たたずまいはまるで晩年のオードーリー・ヘップバーン。
細い足は黒のバレーシューズにおさまり、大きな襟がポイントの紺色のドレスワンピースでデコルテも上品。
髪の毛はしっかりひっつめてまとめられ、シワシワのお顔にほんのりアイシャドウ。
遠くから観てもその背筋のピンとした座り姿に、女優?と思わせるオーラが漂っていました。
どうみてもご年配なのに、少女のような内面がにじみでていたのです。
待ち合わせをしていたらしく、後から合流した同年代のお友達もふくよかな白髪のボブ。これまた息を飲むほど美しい女性でした。
シワとかシミの問題ではないところで美しさをまとう女性、真似するには100年早そうですが、憧れと羨望で目が話せませんでした。
今週は、私の結婚した相手はタイプの男性ではなかったというお話です。
旦那さんは私のタイプとはかけ離れた人
私の好きなタイプの男性は
・草食文化系
・眼鏡
・細身
・せめて自分と同じくらいの給料
というものです。
ところが、実際に結婚した男性は
・スポーツ大好き
・スポーツ観戦も大好き
・体格は横にも縦にもデカい
・無職
そして外国人
という結果です。 旦那さんと初めてであった時は「まさかこの人と結婚する」とは微塵も感じませんでした。
第一印象は「デカい暇人」
以上。
そもそも、私はスポーツは観るのもやるのも興味がありません。
それに、幼い時から野球好きの父親が野球中継を観ていたのがどうしても気に入らなくて、「スポーツ観戦をテレビでするような人とは絶対に結婚したくない」とすら思っていたのです。
第一印象で、ビビッとすら来なかった、かつ「絶対にない」と思う趣味を持った相手と結婚した理由はなぜか、お話しましょう。
それは『一番自分が欲していた部分を彼が持っていたから』
と言えます。
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