「山田○○」「鬼龍院○○」どっちを選ぶ?/59番目のマリアージュ

 新年一発目のTOFUFUである。だが、この原稿は12月29日に書いている。

 担当アサシン嬢から「年末進行なので早く出せ」と脅されたわけではない(むしろウンともスンとも言ってこないので不安)。何か事件が起こるといけないので、私は原稿は早めに進める方なのだ。

 そんなわけで本日は、前回の記事が更新された3日後だ。

 皆さん去年の記憶は抹消されたかもしれないが、前回の「うちに主人はいません」はPVも好調で、ツイッターで沢山の意見をいただいた。

 多かったのは「他人の夫や妻を呼ぶ時に『ご主人』『奥様』しかなくて困る、他にナイスな呼び方はないか?」という意見。

 それに対して「私は『おつれあい』と呼んでます」とのコメントをいただいた。

 おつれあいはナイスだ。ジェンダーレスだし、同性カップルにも使える。80歳のおじいさんに「おつれあいはお元気ですか?」と言って失礼な感じもしない。

 ただ言い慣れるまでパッと出てこないかもしれないので、そんな時は「ユーのワイフはスティルアライブ?」とパタースン特使になろうと思う。

「会社で『私の夫が~』と話したら、上司に『主人と呼ぶように』と注意された。従いませんけど」とのコメントもいただいた。

 その上司の前で「朕のチンチンが~」と言ったら、どんな反応をするのか。そして男性社員が「僕の妻が~」と話したら、その上司は何と言うのか。「家内と呼ぶように」だろうか?

 私は妻を家内と呼ぶ男性に出会うと、東尋坊から落としたくなる派だ。ましてや「愚妻」などと呼ぼうものなら「てめえは愚夫とは違うのかよ愚夫とは!」と手榴弾で爆破したくなる。

 そんな私は「うちの妻が~」と話す男性に好印象を抱く。だが、会話の中で妻呼びする男性は意外と少ない。

 男友達いわく「本当は奥さんじゃなく妻と言いたいけど、意識高い系(笑)みたいに思われるから」とのこと。妻呼びする男性は、しゃらくさいメガネをクイッとしているイメージを持たれるのか。