相手のための関係なんてエゴでしかない/はあちゅうの女の本音

相手のための関係なんてエゴでしかない

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©Francisco Gonzalez

 大人の行動は全て自由意志に基づいて
自らが選んだ行動であってほしい。
だから何かを「人のため」と
思うことは傲慢以外の何でもなくて、
全ての行動は「自分のため」でしかないし、
責任は自分で取るべきです。

 先日アンドロイドを使っている友人に
iPhoneの良さを熱弁したところ
「iPhoneに変えるわ」と言わしめることに成功。

 けれど機種変した日から毎日
「iPhoneやっぱり使いづらい」
「この機能ないの?ありえない」
とクレームを受け続けることになり、
しまいには「アンドロイドに戻したい!」
とお前のせいばりに言われたので、軽く喧嘩になりました。

 確かにiPhoneを勧めたのは私だけど
別に娘を誘拐して強制的に変えさせたわけでもなく、
自分の判断でiPhoneにすることを選んだんだから
私のせいにするなー!!!!!
と心の中で叫んだよね。

 その時思い出したのが学生時代に付き合っていた
ゲーセン好きの彼氏です。
物心ごころがついてからというもの、
ゲームに全く興味がなかった私にとって、
ゲーセンって、タバコくさいし暗いし、
全然好きじゃなくて。

 でもゲーム好きの彼氏は、
そんな私をゲーセンに入れるために
全力で説得してきました。

 ゲーセンの前を通る度に
「ゲーセンのゲームは、適度にやる分には
頭の体操として非常にいい。
年収の高い人たちも、ゲーセンを息抜きに利用している」
という無茶苦茶な理論をでっちあげ、私を強制的にゲーセンに連れ込み、
UFOキャッチャーの前で「これ、欲しいよね?
欲しそうだから取ってあげるね」と恩着せがましく言い、
「別に全然欲しくない」
という私の声を完全に無視して
「お前のためにやってます」を演出。

 別にゲーセンに行くのもぬいぐるみ取るのも、
付き合うんだけどさ、
それは自分の楽しみに私を付き合わせていることを
認めてくれないかな。
なんでいちいち「お前のため」のていなんだ?
…とうんざりしてきて、ゲーセンの前で大喧嘩をしたことも。

「俺はお前に人生の楽しみを教えるためにゲーセンに連れ込んでるんだよ」って
言う彼氏を見ながら、自分の行動を
「誰かのため」にするくらいカッコ悪いことってないなー
って
しみじみと思いました。