女性たちはエロを楽しんでる!素人投稿誌から感じた「ボディポジティブ」

今でこそ、少しは仕事を選べる立場……とまではいかないけれども、気が乗らない仕事や、「これ、わたしじゃなくてもよくない?」という仕事、心がすり減りそうな仕事などは、オファーを受けても断るようになったものの、20代の頃はそれこそ、「来る仕事拒まず」のスタンスを取っていました。

それは、一度仕事を断ってしまうと、もう二度と仕事を貰えないのではないかという不安もあったし、駆け出しなのだから仕事をより好みせず、どんなことだって経験として試してみるほうが世界が広がるとも考えていたからでもあります。

とはいうものの、断ったことが一度もなかったかというと、そういうわけではありません。例えば「大人用のおむつを履いた状態で延々とビールを飲みながらパチンコを打ち、フィーバーするまでトイレに行けないというチャレンジ企画で、うっかりおむつに放尿してしまうところも付録DVD用に収録したい」というオファーは、「それってライターの仕事じゃなくね?」と断った記憶があります。

でも、仕事を断ったという記憶はこの案件しかない。SM嬢とレズセックスをするだとか、股間に鍼を打たれる性感鍼灸のレポートなどは悩むことなく受けていた。とはいえ、仕事を取るために裸を晒してご苦労様でした……というわけではなく、むしろ今でもそういった企画を投げてくれる編集者がいれば、ぜひ受けたい。むしろ受けたい。だって世界をまだまだ広げたい。

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