お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるとっておきのおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。
下味をつけて片栗粉をもみ込むのがポイント
ぎゅ、牛肉ですって……?まさか、あんな高い肉!
うちでは、鶏か豚しか使いませんから!!!(鼻息)
……で、ですよねー。
外食代がとんでもないことになっている私だって、スーパーで300円/100g以上の肉の前では震える子羊……。
でもでも、どーしても「牛肉的な肉」が食べたい日ってありませんか?
店で食べればお高いけれども、スーパーの牛肉なら手が届く範囲。
中でも、「牛切り落とし肉」ってのが狙い目なのですよ。
(そういえば「小間切れ肉」と「切り落とし肉」の違いをご存知ですか。
「小間切れ」=いろいろな部位の端っこ、「切り落とし」=同じ部位の端っこです!)
年齢的に、「サシ(脂)たっぷり」の肉を食べたいわけではないけれど、あの牛肉でしか味わえない肉肉しさ……少しだけでいいの。
酒のつまみとして食べたい!
そんなときにオススメなのが、牛切り落とし肉をササッと炒めたもの。
素直に塩こしょうで食べても良いのですが、オススメは「オイスターバター炒め」。
この調味料の組み合わせはいろいろな食材に活用できますが、牛切り落とし肉にはぴったりなのです。
ポイントは、下味をつけて片栗粉をもみ込むところ。
牛肉の切り落としから出るうま味を閉じ込めつつ、バターとオイスターソースがぐぐっと底上げしてくれます。
ヘタすると、白メシが進みすぎる危険なオカズですが、焼酎や日本酒をちびちびやりながらだと最高かと!
- 1
- 2