<材料>
・鶏手羽肉
〔下味①塩にんにく味〕
・酒
・塩
・にんにく(すりおろし)
・仕上げにレモン(またはかぼすなど)
〔下味②甘辛しょうゆ味〕
・酒
・しょうゆ
・みりん
・仕上げに粉山椒(または七味唐辛子)
<つくり方>
1.鶏手羽を広げて、写真のように関節から先を切ります。包丁の根元をあてて、ぐいっと押すと簡単に切れる。
ちなみに、先の方(写真左)を「手羽先」といい、本体の方(写真右)を「手羽中」と呼びます。
【おまけ】
「手羽先」には、ほとんど肉がないので捨てることが多いのですが、水で煮るとすばらしいチキンスープがとれます。
このスープでインスタントラーメンをつくると、超おいしい(「サッポロ一番塩ラーメン」か「チキンラーメン」を推奨!)。
鍋に水と手羽先を入れて、あればしょうが薄切りや長ねぎの青いところを加えて20分くらい煮るだけ。ざるでこして使いましょう。
2.手羽中にフォークで何カ所か穴を開けます。こうすると、下味が染みやすくなる。
しっかりフォークをにぎって、「うぉりゃー」とぶすぶす刺すべし。すべりやすいので気をつけて。
3.ポリ袋に手羽中を入れ、それぞれの下味をつけます。「塩にんにく味」の酒は、手羽中が軽くひたるくらい。
「甘辛しょうゆ味」の液体調味料は1:1:1で入れます(例:全部大さじ1ずつとか)。
冷蔵庫で一晩置くとベストですが、時間がなければ15分でも。
4.今回は魚焼きグリルを使いますが、もちろんフライパンでも焼けます。オーブントースターでもいけますが、脂が落ちると火が出やすいので火事にお気をつけください。
それぞれ弱火でじっくり火を通しつつ、両面をカリッと焼くのがポイント。特に甘辛しょうゆ味は焦げやすいので、様子を見てアルミホイルをかぶせてください。
焼けたら、好みで粉山椒や七味をふったり、好みのかんきつ類を搾って召し上がれ~。
Text,PHOTO/ツレヅレハナコ
※2015年9月11日に「SOLO」で掲載しました
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