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決め手はオリーブオイルと パクチー! 「ポルトガル風いわしの塩焼き」

 お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
これまでにお店や料理研究家から教わってきたレシピは数知れず。彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが『SOLO』のために、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。

付け合わせにはパクチーと粉ふきいもをお忘れなく!

「ポルトガル人は、七輪の炭火でいわしを塩焼きにして、オリーブオイルをたっぷりかけて、パクチーとじゃがいもを添えて食べるんだって」

 そんな話を聞いたのは、10年以上前のこと。
いわしを七輪で炭火焼き……?それって日本と同じじゃん。
オリーブオイルをたっぷり……?なにそれ、おいしそうじゃん。
パクチーってヨーロッパでも食べるの……?最高にステキじゃん。
イイねー!ポルトガルでいわし食べたいね!!

 そして、やっと今年。
縁あって現地へおじゃますることになりまして、「さあ、いわしの塩焼きだ!!!」と張り切っていたのですが……。
まさかの時期外れで、町にいわしが一切いない。うそでしょーーー(号泣)!

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま いわしの塩焼き ツレヅレハナコ

 鯵やらサーモンやらはあるんだけど、いわしがない。
(写真は、リスボンの食堂のおじーちゃん)

ツレヅレハナコ ひとり呑み ソロ おひとりさま いわしの塩焼き ツレヅレハナコ

 揚げただけの鯵。めっちゃうまかったけど、いわしがない。
(揚げ鯵にはトマトリゾットをセットで食べるのが決まりらしい。へー。そしてグラスワインの盛りの良さがすばらしい……)

 なんでも、毎年6月におこなわれる「いわし祭り(聖アントニオ祭り)」が、いわし漁の公式な解禁日にあたり、その日までは出回らないそうなのです。
我ながら調べが甘すぎる……とほほ。
町中でいわしが焼かれまくる「いわし祭り」、超行ってみたかったのに。

 でも!
よく考えたらコレ、日本でもつくれるんですよね。
ポルトガルのいわしは、もう少し小ぶりで丸っこい種類のようですが、日本の真いわしでもなかなかのおいしさかと。余裕でひとり2尾はいける!

 いつもの塩焼きなのに、オリーブオイルをかけてレモンをたっぷりしぼり、熱々のゆでじゃがいもやパクチーと食べることで、新たな味の出会いが……。
ぜひ、キリッと冷えた白ワインを用意して、今夜はポルトガル風晩酌をどうぞ!

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