犬山紙子×まんしゅうきつこのクリスマスリアル体験談

寂しいのが大好き!(4)

コラムニスト・犬山紙子さん、漫画家・まんしゅうきつこさんによる本当にあったクリスマスの思い出。

「エサは自分で見つけるから」くらいがモテる

犬山紙子 まんしゅうきつこ クリスマス 悲しい 理想と現実

まんきつ:最初に付き合った彼氏とは、24日も25日も会わなかったんですよ。前の彼女と切れてなかったからなんですけど…。

犬山:私だったら怒り狂って狂言自殺だけど、まんきつさんはやっぱり…。

まんきつ:私はただイベントに執着していなかっただけなんですが、その執着してない感じが逆に向こうに火をつけたみたいです。
野良犬を手なずけることに喜びを見いだすようなタイプだったんでしょうね。でも冷静になれば手入れの行き届いたプードルのほうがいいことに気がついたのか、まあ、その後は普通に付き合って別れました。
野良犬で言えば、「餌は自分で見つけるから結構」くらいな感じのほうが、男の人って食いつきますよね…。

犬山:そうそう。でも、それが分かっていても本当に好きな男相手にはできないんですよ。
それができる方法編み出した人はノーベル賞もらえるんじゃないかな。
よく一人の時間を充実させろとか言うけど、片思いしてる時って始終その男のことしか考えられないから、本読もうとしても、1行読んでは男思い出すし。大好きなゲームすらできなくなったし…。
恋愛って病気みたいなものだから、理屈でわかってても脳がそうはさせてくれない。付き合う前は駆け引き多少必要だけど、お互い好きってわかったら、駆け引き禁止令を出すのがいいと思うんですよ。私は今までの恋愛、最後の恋愛以外はうまく行ってたんだけど、その時はだいたい駆け引き禁止令をひいて、「私は好きって言ってもらえばもらうほどあなたを好きになります」ということを伝えて、サクサクお互いが好きと言い合う環境を作ってましたね。
「ウザいかな」って感情をお互いから排除したくて。

ちなみに最後のダメだった恋愛はぶりっ子しまくって駆け引きしまくって結局ダメだった。
あ、でも愛情重いのがダメなまんきつさんにはこの方法オススメしないや(笑)

まんきつ:そうだよね。

―まんきつさんはそれが自然にできてしまうというわけじゃないんですか?

まんきつ:自然というよりも…あまり人に執着心がないかもしれない。

犬山:その境地ちょっと羨ましいや。プチ解脱してるみたいだもん。 私は別に女同士で寺とかでもいいけど、まだ一人はやだってのあるから、どうでもいいまでいってない。

まんきつ:私は逆に犬山さんが羨ましかったよ。以前犬山さんに対してものすごくモヤモヤした気持ちを抱えたことがあるけど、それは「嫉妬」という言葉ですべて片付いたよ(笑)