コッソリとなんかやっている、まんきつさんの面白さは異常(3)

コラムニスト・犬山紙子さん、漫画家・まんしゅうきつこさんによる本当にあったクリスマスの思い出。

まんきつさんが人生で一番楽しかったと語るクリスマスとは…!?

犬山紙子 まんしゅうきつこ クリスマス 悲しい 理想と現実

犬山:孤独を愛する人っているじゃないですか。
それで孤独を愛する人の本とか読んでみたんですけど。そういう人たちって、家族とか先天的に愛さなければいけない人のほかに、自分が愛を返さなきゃいけない人が増えるのが嫌だっていうことが書いてあって…。

まんきつ:ブーー(爆笑)、すみません。

犬山:合ってる? これ。

まんきつ:ごめんごめん。私が笑ったのは犬山さんが、孤独を愛する人の本を読んだってところだよ。
犬山さんと知り合って間もないころは、「この人は何故こんなに私に親切にしてくれるんだろう」「私に優しいのは何か裏があるんだ」とか変な勘ぐりばかりしていたのね。
犬山さんは、自分と合わない人がいても切り捨てないで、なんとか理解してくれようするのだけど、そういう「人の良さ」が自分の理解の範疇を超えていたんです。自分が相手に愛を返したり、愛を受け取ったりすることを、さらっとできる人なんですよ。

例えば、ツイッターで何かつぶやくとリプライとか飛んでくるじゃない。私はそれすらもプレッシャーに感じてしまって、プロフィールに「話しかけないでください」って書こうと思ってるぐらいだから

犬山:スゲー良い風に、“愛が深い”みたいに言ってくれているけど、それゆえにネットストーカーの気があるからね…。
好きになった男のネット上での過去の女の繋がりとか超監視するタイプだよ…。その女のつぶやきリツイートとかしてた日にゃ、死にたくなって酒に逃げるし、「元カノといちゃつくのとかキモイ」とか当てこすり批判ツイートするし、挙句の果てはその男に八つ当たりみたいなメールして余計嫌われるし。好きなものは私のものにしたいっていう独占欲が強いだけだよ。

で、確かにまんきつさんは本当にツイッターのフォロワーが増えると嫌がるんです。
だから、ブログを更新してもツイッターで告知しなくなったんですよ。
私なんかバンバン告知ですよ。もう全然違うんだよね、性格が。
私は、「私を見て! さあ! みんな! 私を好きになって!」っていうウザい考え方の持ち主だけど、まんきつさんは「ヒイイ、アッシのことはほっといてくだせえ」みたいな…。なんて言うの?
でも、目立たない様にコッソリなんかやってる人の面白さは異常なんだよなあ。
うーん、まんきつさんは孤独耐性がついていて、むしろ孤独を愛しているんだね。

犬山紙子 まんしゅうきつこ クリスマス 悲しい 理想と現実
まんきつさんがカップル板に貼り続けていたAA

まんきつ:あえて寂しい状況に自分をおくのは好きだよ。自ら可哀想な自分を作って俯瞰で見るのが好きというか…。

ティッシュに足が生えている、タタタって小走りで走るAAあるでしょ? 2年前のクリスマス当日に、2ちゃんねるのカップル板に、あのAAを午前中から夕方くらいまで、ずーっと貼り付けていたことがあるのよ

─(笑)

犬山:それ、荒らしじゃん! 書き込みログ自宅に送りつけられなくて良かったね。 じゃあ、それが、まんきつさんの理想のクリスマス?(笑)

まんきつ:自分の中では一番楽しかったから、理想のクリスマスだったのかな。