家で手軽に作れる!身体があたたまる薬膳鍋
厳しい寒さが続いていますね。なんだか最近、疲れがとれにくい…と感じていませんか? それは、もしかしたら「冬バテ」かもしれません。
寒さに耐え続けた身体はストレスをたくさん溜め込んでいます。自律神経のはたらきも鈍くなり、疲れやすい状態に。春まで引きずりたくないこの疲れを解消してくれる、絶品薬膳鍋のレシピをご紹介します。
そもそも「薬膳」とは?
中医学理論に基づいた食養生の方法で、さまざまな食材を組み合わせて、バランスよく身体の精気を補うものです。
身体をあたためる食材や冷やす食材、味、香り、色、効能などがすべて揃うように考えているため、とても優れた食事だと言われています。
冷えも解消!
身体がポカポカしてくる絶品薬膳鍋のレシピ
<材料1人分>
水 500ml
鶏手羽元や手羽先など骨付肉 3ピース
ごま油 小さじ1
●しょうが 4スライス
●にんにく 2片
●ウェイパー(中華スープの素)小さじ1
●松の実 小さじ1
●クコの実(ゴジベリー)小さじ1
●桜えび 大さじ1
●塩 適量
*下記具材はお好みの量で
キャベツ/にんじん/生椎茸/かぶ/長ねぎ/春菊/木綿豆腐
★ゴマだれ:
すりごま 大さじ1
醤油 大さじ1
蜂蜜 大さじ1
ごま油小さじ1
鍋のスープ大さじ1
1.鍋に水を入れ、まず鶏の骨付き肉を20分ほど茹でる。アクがでてきたら丁寧にとる。
2.●の材料をすべて鍋に加えて10分ほど煮こむ。
3.野菜や豆腐も入れて10分ことこと。仕上げにごま油をまわしかける。
4.★のゴマだれの材料を混ぜて、つけながら召し上がれ。まずはスープを飲んで、しみじみとした美味しさを味わってください♪
身体がぽかぽかしてくる絶品薬膳鍋です。
寒い冬もあと少し! このお鍋であたたまって、乗り切りましょう。
Text/太田みお
働くおひとりさまにとっての毎日はめまぐるしくて、ゆっくり季節を感じる時間さえ取れないですよね。 「休日のたった1時間でいいからほっとしたい…」元外資系バリキャリから一転、丁寧な生活を目指して料理研究家になった太田みおさんが、四季の彩りを簡単に楽しむ「レシピ=歳時記」をお届けします。
※2017年2月22日に「SOLO」で掲載しました