今が旬の春キャベツを美味しく食べよう
桜の見頃も終わり、いよいよコートを本格的にクローゼットにしまう季節ですね。
今が旬の食材といえば、やっぱり春キャベツでしょう。
ぎっしりと巻いた冬キャベツとは違い、ふんわりとゆるく葉を巻いた春キャベツはとってもやわらかいのが特徴です。水分が多く甘みがあって、サラダなどの生食や、浅漬けにしても美味しいです。
私は塩昆布で軽くもんでシンプルにいただくのがお気に入り。
この春キャベツ、お料理して美味しく食べるならば、おすすめはパスタ!
今回は、春キャベツとあさりのシンプルなパスタをご紹介します。
春キャベツとあさりのパスタ
<材料2人分>
春キャベツ 100g
あさり 200g
にんにく 1かけ
鷹の爪 ひとつまみ
白ワイン 50ml
スパゲッティ (生なら200g 乾燥なら160g程度)
塩こしょう 適量
オリーブオイル 適量
イタリアンパセリ 適宜
1.大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1%の塩を加える。
2.具材の下準備。春キャベツはざく切りに、ニンニクは皮をむき芯をとってみじん切りにする。
あさりはよく水洗いする(砂抜きするならば、バットなどにあさりを並べ、3%の塩水で2-3時間おきます)。
3.フライパンにオリーブオイルを大さじ1ほどを熱し、2のにんにくと鷹の爪を弱火で炒め、オイルに香りを移す。焦がさないように気をつける。
そこに、あさりを加え、白ワインを回しかけて蓋をする。
あさりの口が開いたら、火を止める。あさりは火を通しすぎないのがポイント!
4.スパゲッティを茹でる。1の沸いた湯に、パスタを入れ、指定の時間茹でる。ゆであがる1分前にキャベツも入れ、火を通す。
5.3のフライパンに湯を切った 4のパスタとキャベツを入れ、軽く炒め合わせ、塩こしょうで味を整える。
最後にオリーブオイルをひとまわしかけて、水分と乳化させると全体が馴染む。
6.お皿に盛って、仕上げに適宜、イタリアンパセリやチャービルなど彩りのハーブを乗せて出来上がり。
白ワインとともに、楽しくおいしく召し上がれ〜♪
Text/太田みお
初出:2017.04.19
働くおひとりさまにとっての毎日はめまぐるしくて、ゆっくり季節を感じる時間さえ取れないですよね。 「休日のたった1時間でいいからほっとしたい…」元外資系バリキャリから一転、丁寧な生活を目指して料理研究家になった太田みおさんが、四季の彩りを簡単に楽しむ「レシピ=歳時記」をお届けします。