長くなった夕暮れを眺め「青のクリームソーダ」で夏の訪れを待つ

寄り道したくなる荻窪「珈里亜(かりあ)」

美しい紫陽花たちが彩る梅雨の季節までもう少し。だんだんと暑くはなってきましたが、夜になるまでの時間が長くなり、夕方を楽しめる5月です。
18時を過ぎてもまだ外は明るく、会社や学校が終わった後、まっすぐ帰るのはもったいないような気がして、どこかへ寄り道したくなります。
そんな時、私がたまに訪れるのは荻窪にある「珈里亜(かりあ)」です。

荻窪「珈里亜」

南口改札を出たら左へ。階段を下りて線路を左手に少し上を見ながら歩いていくと、まるでジュリエットがロミオを待ち焦がれている姿が目に浮かぶような白いバルコニーのある窓が目印です。

荻窪「珈里亜」

ある日のこと。到着したのは18時を過ぎた頃でした。大きなテーブルで新聞を読んでいたマスターに挨拶をしてから気に入っている窓際の席へ。

荻窪「珈里亜」

まだうっすら明るい空には出来立てのわたあめみたいな雲が。