女性用風俗のマッサージを体験!そりゃ気持ちいいよね~と納得した

ちょっと前の話になりますが、4月末、お馴染みのフェチの祭典・フェチフェスに、作家の神田つばきさんと一緒に、またもや出展して参りました。ここのエッセイには何度か書いているのですが、一応は初めて知ったよという方のためにご説明いたしますと、フェチフェスとは世界に誇る“ジャパニーズフェチ”という共通テーマの元に、アーティスト、コスプレイヤー、セクシー女優などが出店するボーダーレスな即売会&パフォーマンスイベント。

アーティストでもコスプレイヤーでもセクシー女優でもないにも関わらず、我々は3回連続で参加させていただいています。大変恐縮する気持ちもあるのですが、最近では、我ら最年長ブースの役割は、フェチ業界で頑張っている若い女の子ちゃんたちに、年を経てもなお、フェチ業界で表現し、生き残り続けられると背中で示すことではないかという無理やりな使命を見出したことで、堂々居直ることに成功。今回は「もうすぐ夏だし!」と神田さんとともに、水着姿でブースに立つという無茶を敢行しました。

サキュバスだとか、ニップレスに褌だとか、ボンデージスーツを通り越してもはや紐のようなコスに身を包んだ20代の女の子たちが、ROM写真集だの撮影権だのを売っている中で、ふたり合わせて齢百オーバーの我々が販売しているのは女性犯罪者をテーマにしたZINE。しかも表紙はそれぞれがテーマとして取り上げた女性犯罪者に扮してのグラビアというわりと狂ったシロモノなのですが、わたしのZINEに関していえば、これまでで一番の売れ行きを記録することに。

発売直後よりも売れるとはどういうこと!? と頭にクエスチョンが浮かび、考えに考えたあげく「これまでに比べて露出が……多いから?」という結論しかありえない。ありがたいことにフェチの観点からすると、熟女の水着姿にもそれなりのニーズがあるようです。次回も出展できるなら、さらに露出過多で行くぞ! と新たなる決意を固めた次第であります。え、ただ趣味で露出したいだけじゃないですよ?

フェチフェスに女性用風俗の体験が?

さて、フェチフェスの楽しみのひとつが他のブースをまわること。今回は会場早々にブースに顔を出してくれたフェチフェススタッフのくーりーさんが『アーメン東京』という女性用風俗が初出展している旨を教えてくれたので、暇を見てこっそり様子を伺いに行ってみることにしました。

女性出展者が圧倒的に多いフェチフェスの中で『アーメン東京』のブースには、男性ばかりがずらりと並んでいるのを新鮮に思いつつ、テーブルの上で売られているオリジナルのカレーやベビースターを横目に見ながら、うっかり水着姿のまま来てしまったことに気が付いて、素通りして自分のブースに戻りました。が、戻った後に、くーりーさんが「アーメン東京のブース、パウダーマッサージの体験をやってますよ」と言っていたことをふと思い出し、上にTシャツを着てリターン。パウダーマッサージ10分体験に申し込むことに。女風のフェザータッチ、どんなものか、気になるじゃないですか。