恋人はお互いが「わかってほしい」と思うもの
ところが、この相手が恋人だと間違いなく衝突する。
恋人というのは、喜びも悲しみも半分に分かち合うものだ。心も体も一つになりうる存在。武器は自慢し合うものじゃなくて一緒に共有し合うもの。
恋愛関係にある二人組は、必ずお互いが「わかってほしい」と思ってる。例えば映画が好き同士だと、自分の好きな作品をひたすら押し付けあうだけで互いの「わかってほしい」が一向に満たされないどころか「なんでわかってくれないんだ」になってしまいかねない。「ああ、そういう考えもあるのね」でもかわすのは難しい、それは無関心とも捉えられかねないからだ。
だから、どっちかが「わかってほしい」モードのときはどっちかが「わかってあげる」モードに頭を切り替える。それを交互にやることで、互いが満たされ、愛も深まりハッピー。セックスみたいなもんだ。
恋愛は正直マニュアル化もされている気がして、だからなんとなくやりやすい。付き合うっていうのもある種契約みたいなものだし。浮気だとか、男友達と二人で旅行はあんまりしない方がいいとか、やっちゃいけないことがわかりやすくある。
まあもちろん、恋愛にも恋愛の難しさは山ほどある。一概にどっちが楽なんてはっきり言えたもんではない……それを分かった上でベラベラ書いてみたのだが。
とりあえず、今いる友達は本当に貴重なんだと気付いた。
これから先もきっと何かの運に恵まれて新たに出会うこともあるだろうから、友達は大事にしよう、マジで。
Text/oyumi
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