コロナ禍で新しい友達ができない!寂しさに狂った自分も面白いかもしれない

友達づくりが難しくなった今だから気づくこと

by João Ferrão

友達ができない。新型コロナウイルスが流行し始めてから早3年。いまや海外旅行は行けるようになったし、欧米諸国ではマスクをしている人はいないらしい。私もワクチンを4回打って、その度に信じられないくらいの眠気に襲われて毎回12時間くらい寝た。会社も完全リモートに移行し、週に1回以上は出勤する必要がなくなった。ほとんど家に籠って、飼育している鳥と毎日仲良く暮らしている。

家で仕事ができるのはいい。満員電車に乗る必要も、コンタクトをして化粧をする必要もない。少しくらい寝坊をしてもすぐに仕事を始められるし、寝不足のときはお昼休みにがっつり布団で昼寝ができるし、にんにくたっぷりの料理を食べても何も問題ない。もちろん、直接コミュニケーションを取ったほうが迅速に動けることもあったし、文字だけのやり取りだと「この人、怒ってないかな?」と邪推をして自分の判断に自信が持てないこともあった。そういうデメリットの面を含めても、今の働き方は手放せない。転職も頭のなかには常にあるし、求人を見ては新しい会社で働く自分の妄想をする。でも、リモートワークの働き方から離れられないのは、今の会社で働き続けている理由のひとつではある。

会社にほとんど行かなくなるということは、飲み会も減る。そうなってしまった今、私には新しく友達を作る機会がほとんどなくなってしまった。いや、事実とは異なるにせよ、飲酒量は減らせるし、自由時間も増えた。朝ふらふら状態で出勤してレッドブルにコーヒーを飲みながら仕事をすることもない。コロナ以前は信じられないくらい飲み会に出て人とお酒を飲んでいたので、人間らしい生活を取り戻せたといえば、それはそうなのかもしれないが。

最近は、3カ月に一度のペースで連絡を取り合う友達複数人と定期的に会う、くらいの感じに落ち着いている。以前は、「友達が全然できないんだよね」という会社の人の話を自分とは全く関係ないことだと聞き流していたけれど、ついに自分がその立場のなっている。いいんだろうか、これで。いや、でも実際はこんなものなのかもしれない。人に紹介されたり、友達同士を引き合わせたり、「○○さんと友達だよね?今度3人で飲もうよ!」とグループLINEを作って予定を合わせるとか、そういう機会がまったくなくなってしまっている。

じゃあ、困っているのか? 悩んでいるのか? というとそういう訳でもない。友達がひとりもいなくなってしまったらどうしよう? 困らないなら困らないで、それも問題なんじゃないか? と不安に思うことはあるけれど、世間ではどうあれ、私なりの近くも遠くもない適切な距離感で人と接していられるのかなと思う。あと、仮に友達がひとりもいなくなったとして、寂しさで狂ってしまう私も絶対に面白いと思う。そういう面白い私も見てみたい気はしている。