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  • 2013.01.25

女の子に知ってほしいこと(1)

「彼にコンドームをつけてほしい、つけてって言いづらい」「つけるタイミングが難しい」「生より気持ちよさが薄れる」など、ゴムをめぐる悩みは尽きません。女性向けAVメーカー・シルクラボの牧野江里さんがそんな悩みを解消します!

 コンドーム。あなたはこの名前を聞いてまず何を思いますか?
「望まない妊娠や、性感染症を防ぐステキアイテム」と即座に思える人は一体どのくらいいるのでしょう。
私が邪推するところ、
女性ならば、「ちゃんとつけてほしいのに、なかなか“つけて”って言えない微妙な存在」
男性ならば、「あいつのせいで、感度が鈍くなる邪魔なヤツ」というところでしょうか。
ああ、コンドーム。いつから彼(彼女?)はこのように人類から微妙な扱いをされる存在になってしまったのでしょう…。

コンドームとの出会いは興奮に満ち溢れていた

Nurture By rickyqi

 誰でも、あらゆることに「初めて」があります。
初めてキスをした…そこにはどんなテクいキスにも及ばない、甘酸っぱく切ない快楽が存在するのです。
男性たちに趣味(セクハラ)と実益(職権乱用)を兼ね、「コンドームとの出会いエピソード」を聞いて回ったことがあります。
いずれの男性も現在のコンドームとの関係は微妙な感じですが…、出会いはどうだったのでしょう?
ここでひとつご紹介いたしましょう。

~青年A(20代)の場合~
コンドームを知ったのは、セックスが何となく分かってきはじめた小学生の頃でした。
ませていたので、ゴムの存在を知っている! ってだけでなんだか周りの男よりもスゲエんだって思っていました。
友達と一緒に入手して、生のぬるっとした手触りにめちゃくちゃ興奮しました。
正直、コンドームを見るだけで勃起したりもしましたね。


 いかがでしょう。
その他の男性も、全員に共通しているのは“出会った頃、ゴムは刺激的な存在だった”ということ。
いわば、年頃の男子にとって“ボールはトモダチ”ならぬ、“コンドームはトモダチ”ということが言えるのです!
それは女性にとって同じことと言っても過言ではありません。
“コンドームはオトナのステップに上るための秘密アイテム”という感じですかね。
皆さんも思い出してください! コンドームとの出会い…抑えきれない興奮に、胸をときめかせたのではありませんか?

 出会いから時が経ち、悲しいことにコンドームの存在は忌み嫌われるものになっていました。
女性からの「彼がゴムしてくれない」という悩みは、どんなにゴムが薄くなっていこうとも減ることがありません。
今やゴムの薄さは0.02ミリ。
これ、ミカズキモという微生物やスギ花粉とおんなじサイズなのですよ。皆さん、肉眼でミカズキモ見たことあります?
それだけ企業がみんなのために努力しているというのに、ゴムをしたがらない男の数たるや…!

ロマンティックコンドームタイムで女をメロメロにせよ!

 コンドームをつけるタイミングがわからない…とはよく聞いたものです。
確かに、男性からしたら今まで一生懸命あらゆる手技・舌技を駆使し前戯で盛り上げてきたのに、コンドームをつけるときは一旦小休止を打たねばなりません。
ましてやゴムがどこにあるか分からないなんてことになると、春の筍の如くギンギンにそそり立った陰部を晒しながら部屋をさまようことに…。
待たされる女性も、狸の置物の如くだらしなくしなだれるウラキン(裏金玉)に、せっかく盛り上がった気持ちも萎えてしまいかねません。

 そんな萎えを回避する技をご紹介いたします!

①コンドームをインテリアに

 コンドームをオフタイムにしないようにするには、寝床のそばにゴムを配置することが大事です。
今やオシャレなコンドームも沢山ありますが、いかんせんコンドーム箱だとわかってしまいます。
  そうするとちょっと友人が遊びに来たときに恥ずかしい…なんてことも。
そこで、ベッドサイドにオシャレな箱を置き、そこにコンドームを入れておくのです!!
インテリアショップなどでかわいいやつ・かっこいいやつ等、お好みで購入すれば、コンドームがオシャレなインテリアの一つに!

 ただ、「女性の自宅に自ら積極的に置いておくのはどうなの?」なんて意見もありそうです。
初めて彼女の家に行った時に、オシャレなコンドーム入れがあったら「前の男の存在を感じて嫌だ」なんていうデリケートな男性も確かにいるでしょう。
その場合は簡単です。彼と一緒にゴムを購入した後にオシャレコンドーム入れを導入すればよいのです。
「ねえもうあと一個しかないよ♡ あたしたちヤリすぎー!」なんて減りを楽しむのもまたエロし。

 でも避妊に積極的な女性の何がいけないんだ? と私は思いますので、男性ももうちょっと強くなってほしいですね♡

②装着すらも前戯のように!

 コンドームを装着している男子ってなんだか無防備…。
先程も何度か言いましたが、ゴムタイムはセックスにおいてオフタイム状態。
男性も女性も「入れたい!」という気持ちがマックスになったときにズボっと入れちゃいたいのが本音。
せっかく頑張った前戯が無駄になる瞬間でもあります。

 ならばその時間すらも前戯に変えてしまえば良いのです!
ゴムをつけるときに気をつけたいのは、密着感。さっきまで触れ合っていた肌がいきなり離れるのは心理的にも不安を誘います。
なるべく肌を合わせた状態で、スムーズにゴムをコンドーム入れから取り出し、キスをしながらゴムを装着…そして合体…!!

 これをこなすにはゴムの装着の練習をする必要が少しあるかもしれませんが、完璧にできたときのスマートさたるや!!
女性は「なんて素敵なの!」とうっとりハメハメになること請け合い!
もちろん女性が男性につけてあげるときも同じようにすれば良いのです(ただし、伸びている爪はゴムの天敵なので要注意! あと、油分もゴムを劣化させるので、オイル系にも要注意)。
ゴムタイムは前戯であり、そして男女の共同作業であるということを忘れてはいけないのです!!

次回は彼と読みたいコンドームと正しいオナニーの関係です。お楽しみに!】

プロフィール
シルクラボ 牧野江里

牧野江里

2006年に新卒で某AV(アダルトビデオ)メーカーに就職。 ADとして作品制作に携わった後、宣伝部へ異動。 広報の仕事を経て、2009年に女性向けアダルトDVDレーベル「SILK LABO」を立ち上げる。 現在はプロデューサーとして、制作、イベント等に携わるほか、「KINO」名義で自ら監督も務める。 著書「女子の保健体育(宝島社)」
ツイッター:@makino_silklabo

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  男子がゴムをつけない理由(2)

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ライタープロフィール

牧野江里
女性向けアダルトDVDレーベル「SILK LABO」を立ち上げる。現在は社長。

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