男の妄想を超え、多様化する女のオーガズム

ラブライフのA to Z:15回 【O】…オーガズム 

 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。
今回のテーマは、O=オーガズム
体験した本人しかわからない甘美な快感…オーガズム。
女性のオーガズムって、男性に比べて、複雑です。
心とカラダの両方で感じるオーガズムについて掘り下げてみましょう。

オーガズム・ファンタジーは世界共通!?

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 ざっくり言うと、「オーガズム」=「イク」という感覚。
カラダの反応だけに限れば、「オーガズムは、骨盤まわりの筋肉のリズミカルな痙攣」です。
しかしながら、女性のオーガズムは、目には見えない感覚なので、体験したことがない女性、男性ともに、妄想が膨らむようです。

 男性誌のセックス特集では、「女性のオーガズム大研究」は、定番人気テーマ。
女性のオーガズムをテーマにしている映画もあります。
『過激GIRLS★GIRLS』『彼女をHにする方法 ダメ男のための恋愛マニュアル』は、どちらもドイツのちょっとおバカなラブコメですが、カタチのないものにファンタジーを抱くのは、全世界共通なのでしょうね。

過激GIRLS☆GIRLS ディアーナ・アムフト フェリシタス・ヴォル デニス・ガンゼル 『過激GIRLS☆GIRLS』 出演:ディアーナ・アムフト、 フェリシタス・ヴォルほか 監督:デニス・ガンゼル 販売元:ジーダス
彼女をHにする方法 ダメ男のための恋愛マニュアル [DVD] マルコ・ジルンス (出演), イナ・ポーレ・クリンク (出演), クリストフ・シェラーエ (監督) 『彼女をHにする方法 ダメ男のための恋愛マニュアル』 出演:マルコ・ジルンス、 イナ・ポーレ・クリンクほか 監督:クリストフ・シェラーエ 販売元:トランスフォーマー

外イキ? 中イキ? 脳イキ? 多様化する女のオーガズム

 ここ数年、メディアのセックス情報が増えたせいか、ただイクだけではなく、オーガズムの質を求める傾向が女性にも出てきています。

 クリトリスでオーガズムを感じる「外イキ」
膣でオーガズムを感じる「中イキ」
何度もオーガズムを感じる「マルチプルオーガズム」など、
カラダで感じるオーガズムは、分類されて、そこに、優越が発生しているのです。
「『外イキ』はできるから、彼と同時に『中イキ』を感じてみたい!」という女性相談者もいます。

 美味しいものをさらに求めるグルメ好き女子のように、オーガズム・グルメが増えているのは、面白い傾向ですよね。
さらに、以前、某女性モデルが、「クラブで踊っていると、音楽でイク!」と発言していましたが、性器への刺激がなくても、トランス状態になることで感じる「脳イキ」もあります。
まさに、女性のオーガズムは、多様! 十人十色なのです。

オーガズムを感じやすい女性の特徴

   どんな女性でも大なり小なりオーガズムを感じることはできるはずですが、より感じやすい女性の特徴を挙げてみたいと思います。

・下半身、骨盤底筋群の筋力がある
・自律神経のバランスが整っている
・セックスに肯定的
・自然好き
・音楽好き

 カラダの特徴としては、ある程度の筋力があり、血行がよい状態であること。
メンタル面では、セックスに肯定的で、自律神経のバランスが整っていること。
気持ちよくなるためには、「健康第一」って、ことですね。

「音楽好き」「自然好き」というのは、感覚的なものに身を委ねるのが上手な女性ほど、快感にも乗りやすいんだと思っています。
カラダと心をゆるゆるにして、難しいこと抜きに、快感に委ねる
そうすれば、あなたらしいオーガズムを堪能できるはず。

 次回のテーマは、P=Position(体位)です。
工夫次第で、愛情を深め、エクササイズになり、女性の快感を開くことができる体位。
奥深い体位の特徴をご紹介します。

 毎週金曜日更新です。お楽しみに。

Text/OLIVIA

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