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  • 2016.03.03

「大人の色気マン」である齋藤工に色気を感じなくなる年頃

「大人の色気」に憧れる…こんな経験をしたことはありませんか特別イケメンだったり魅力的なものがあるわけではないのに、「色気」というオーラ・雰囲気に惹き込まれてしまう。そんな男性に出会ったとき、あなたの心はどのように動きますか?

新入社員の頃出会った
妻子持ち「大人の色気マン」


舘そらみ 応用のきかない恋愛論 ツーブロック
©by Israel Orlandi

 大人の色気が大好物だった時代がある。もう、三度の飯より大人の色気。街歩く“大人の色気マン”に二度見三度見していた時代がある。
大人の色気マンに会いたくて、ナンパ待ちをしていた黒歴史もある。20そこそこの話。

 生まれて初めて「さてはこれ遊ばれたってやつか!」と衝撃を受けた男も大人の色気マン。特に外見が好きだったわけではないし、もっと言うと中身なんてほとんど知らなかった。「色気があったから惹かれた」としか説明がつかない。

 23歳頃、初めて恋におちた気がした妻子持ち。これまた「色気があった」としか説明が出来ない。
新入社員だった私が、最初に密な仕事をした他会社の方だった。その会社の中で、ひと際色気を放っている人だった。
ボタンを人より1つ多く開け、髪は少し長めでよくかきあげていた。黒のスーツを着ているのは見たことは無く、いつも他の方より少しだけゆったりとしたスーツを適当に着こなしていた。たまに豪快な腕まくりもしていた。爪はすごい短かった。

 一緒に出張に行ったことがある。地方の田舎町に行き飲むところも無かったので、打合せを宿泊しているホテルでやった。その後「飲みましょう」の流れになり、と言っても飲む場所も無かったのでその方の部屋で飲んだ。
これで、私は完全に勘違いした。「この人とこのまま、不倫関係へと突入していくだろう」確信にも似た妄想を抱いた。

 まあ、それだけの話だ。その後何か進展した訳では無く、私も何か行動するほどその思いが持続したでも無く、そこそこに仲良く問題もなく仕事を終えた。1年も経たずにその会社をやめ、脚本家なんて職業に走った私はそのあとのことを何も知らない。

<"大人の色気マン”に恋したいなら…?>

25を過ぎた頃、彼はパタリと妄想から消えた


 しかし、だ。不思議なことにその後よく彼を妄想した。進展した訳でも無いその人の、私の妄想への登場頻度は異常だった。登場理由は「色気があったから」としか言えない。すげー妄想した。

 しかし、だ。25あたりを過ぎた頃、彼は妄想にパタリと出なくなった。
今、久しぶりに思い出してみる。あんだけ妄想してたんだから少しは興奮してもいいものの、「そういえば、セクシーだって思ってたなあ」と隠居みたいな感覚に陥ってしまう。

 どうやら大人の色気マンの代表選手として、斎藤工が居るらしい。まさに大人の色気マンを絵に書いたような人だと、非常に納得できる。でも31歳の私は、どうものぼせず「まあ、色気あると評されるでしょうね」と斎藤工の写真を眺めるのである。

 今やなんと、フルハウスのジェシーおじさんまでもを「ええ、いかにもな方だわ」と平常心で眺めてしまうのだ。あの、ジェシーおじさんを!あんなに色気の塊だと思っていたのに!!!!!

 男に色気を、感じなくなったのではありません。そんな悲しい状態にはまだ陥ってはいない。ただ、“男の色気マンの色気”は、もう感じなくなってしまった。

かと言って色気は感じていないわけではない


 多分今私の回りに居る男達を、10年前の私に会わせたら「あの人も、色気!ちょっとこの人も!」と大はしゃぎするだろう。でも、もう今の私には、回りに居る男達の誰の色気が高いのかもよく分からない。その物差しで見なくなってしまった。
そう、沢山の大人の色気マンと会い、仕事関係を結んだり友人関係を結んだりするなかで、違う物差しで彼らと接するようになり、従来の色気センサーが消滅した。

 かと言って、かと言ってだ。私が色気を感じなくなったわけではない。そんなわけあるか。

 健康体に、最近色気を感じます。10代の健康体とかすごい色っぽい。

 結局、あまり会わない「知らないもの」に色気を感じるのかもしれない。大人の色気マンたちは、もう私にとって未知の存在ではなくて、その中身が想像しやす過ぎる。ミステリアスな部分が無いと、色気としてうつってこない。なんだこの大発見。

 だから、私にとってミステリアス極まりない青年たちを見て、「あー色っぺえなあ」と感じるのです。あと、最近たまにフトした瞬間のおじいさんが色っぽく感じる。ほら、やっぱそういうことなんだ!最近、子供とおじいさんが色っぽい。

Text/舘そらみ

男の色気に恋したいなら…!

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ライタープロフィール

舘そらみ
脚本家・俳優。1984年神奈川県生まれ、トルコ・中米育ち。映画「私たちのハァハァ」の脚本を執筆。Twitter:@_sorami

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