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  • 2014.12.07

彼氏にするなら、西洋人?東洋人?

「人と人との距離」、「家族の距離」というのは結婚する相手の国によって変わる!インドネシア→フィリピン→ラオス→ベトナム→タイと、東南アジアを放浪し感じた「距離感」を、『世界婚活』著者・中村綾花が語る!

彼氏にするなら、西洋人?東洋人?


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by anurag agnihotri

 まだまだ東南アジアを放浪中です。インドネシア→フィリピン→ラオス→ベトナムに続き、現在タイのバンコクです。
ホテルの裏に、えらくにぎわう繁華街があるなと思ったら、ネオンにきらめくミニスカートのお姉さんと、それに群がるアジアのオヤジ・ビジネスマンがあるまるGOGOバー集落だったのでした。
オヤジたちは、見事に鼻の下を延ばしてネオンに吸い込まれて楽しそうだったなぁ。

 さて、先日のベトナムでは珍しく三ツ星ホテルなんかに滞在したのですが、トイレのサンダルが日本でも今時見ないビニールサンダル。
バスタオルを見たら掃除に使ったのか黒く汚れていたのでびっくりしました。
洗面台やシャワーもサビサビで髪の毛まで落ちていたり…。

 これまでカプセルホテルなんかの安宿に泊まったけれど、こんなに汚いホテル、そしてタオルを見たことありません。しかも星が三つもついているというのに…トホホ。
これは取り替えてもらおうとドンヨリした気持ちで受付までもってクレームを言いに行きました。
すると、20代前半の若いお姉ちゃん職員がそのタオルを見るやいなや、奪い取るように隠し「ネバー・マインド(気にしないで)」と小さな声でささやくのです。

 こういう日本ではあり得ない無茶苦茶なことは、東南アジアだろうがヨーロッパだろうが、普通です。
日本はやはり、世界最高水準のサービスを提供している特別な国なんですね。
外国人に「日本のマクドナルドではスマイルはゼロ円ってメニューに書いてある」といったら嘘だと思われるんですから、ホント。

東南アジアをまわって気づいたこと


 ところで、東南アジアをまわっていて気づいたことがあります。東南アジアにはヨーロッパとまた違う疲れがあるということです。
それは「常にタクシーや店でぼったくられそうになる」、「人口やバイク密度が多すぎる」ということだけでないのです。

 それは、なによりも「人と人の距離が近すぎる」ということです。いわゆる「パーソナルスペース」というものが、ほぼないんではないかなと。

 よく言えば、仲良くなってすぐに距離が縮まって親戚のように扱ってもらえるのですが、いきなり懐に入ってくる衝撃や、窮屈さを感じてしまうのです。
それを特にベトナムで最高潮に感じました。例えば道ですれ違う時に「ガンガン体をぶつけてくる(もちろん謝らない)」こと、「ホテルでルームクリーニングのお姉さんが断りなく当たり前のように部屋に入ってくる」、「飛行機で隣の座席のおばさまが思いっきり肘掛けを広げ、私の体にグイグイ当たってくる」というようなことです。
こういうことから、特にベトナムでは個人の領域というのが極端に狭い、いやむしろないのでは? と感じてしまうのです。

 フランスでの生活環境になれてくると人間同士の距離が一定に保たれていて、個人の領域を犯さないように意識していること、ぶつかったら「パードン(失礼)」というのが常識だったりします。
その慣れた他人とのスペースが、東南アジアだと一気にぶち壊されるので気が滅入ってしまうのです。

 こういうことは、男女の関係、またそれ以降の結婚、家族関係でも違いが現れます。

国によって変わる男女・結婚・家族の関係


 以前バングラデッシュの友人宅にホームステイさせてもらった時、私も家族の一員として扱ってもらえ、食事をするにも、(なぜか)出勤をするのにも私も一緒、つまり起きる時も寝る時も、全ての時間を家族のペースに合わせなければいけませんでした。
もちろんその分、私のことを気にかけて面倒をみてくれる情のようなものはひしひしと感じられます。

 他には、韓国人の彼氏がいたときに、彼の実家にステイさせてもらったことがありました。
その時も、私がどこに行きたい、何をしたいというよりも、彼と彼の家族がそのペースを決めるのが当然でした。
他にも、女性は年を取るとセクシーであることは異常。
女性は中年以降、みんなと同じようにパーマをあてて、派手な色の服を着るのがオシャレだという社会的なルールすら感じました。
(10年近く昔の話ですが今はどうなんでしょうね)
また、韓国で結婚することになれば自分の親よりも、彼の親を大切にしなければいけないという強迫感もありました。

 こういう自分自身が決められない息苦しさというのを感じるのは、アジアで多いなと思うのです。

 もちろん、アジアと西洋の違いとはっきりは割り切れないかもしれません。
ヨーロッパでも田舎にいけば家族とべったりというところもあるでしょう。家族によってもスタイルがあるかもしれません。

 実際、パリジャンと結婚した日本人の奥さん友だちの一人は「家族行事が多くて一人の時間がとれず気が狂いそう」と言っている人もいます。
彼女の場合は実家が真横のアパートということもあって、距離を理由に実家のイベントに不参加なんてことがまず不可能ということもありそうです。

 前置きが長くなりましたが、こういう「人と人との距離」、「家族の距離」というのは結婚する相手の国によって結構変わることがあるということです。

 このあたり、海外のパートナーと結婚を考えているときに、その家族との関係も事前に知っておくことが重要ですので気にかけておいてみてください。

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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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