体験談2~彼氏を作らせないC子の場合~
A美とC子は学生時代からの親友(?)のような関係。
C子は、いつも口では「A美はかわいいのに、早く彼氏作りなよ!」と心配してくれ、応援してくれている。
しかし、いざA美が誰か男性と関わろうとすると、いつも先にC子が「私、○○くん気に入っちゃったかも。A美、私狙っていいよね?」と言われ、まだ始まってもいない相手なので、C子に譲ってしまう。
A美のことを気にいっている男性が現れると、その人に「A美の男性の好みは、○○だから」とずいぶん高望みな男性の好みを言ったり、「A美はお嬢様だから、安いお店とか絶対に連れて行かないでくださいね」「A美にプレゼントとかするなら最低でも○○円くらいのじゃないと…」と高額なものを言ってみたり。
一見、A美のことを薦めているように見えなくもないですが、お付き合いをする前からすごくお金がかかる女のイメージをつけられると、引いてしまう男性もたくさんいますよね。
では、なぜC子にA美は何も言えないのか?
それは、表向き協力してる風だからです。
第三者からすれば、絶対協力じゃなく邪魔しているよね?って感じですが。
でも、「表向き仲良しだし、明らかに悪口を言われた訳じゃない。私のためにという空気だし。だから、なんだか言いづらい」とA美は思ってしまう。
男性と上手くいかないA美を飲みに誘ってくれたり、遊びに誘ってくれたり、合コンに誘ってくれたり、(C子がいるから実りませんが…)と優しくしてくれるのでさらに何も言えない。
それにC子は「○○君なんかと付き合わなくて良かったよ!A美にはもっと素敵な人がいるよ!」と励ましてくれる。
そして、この関係はA美が本格的にC子と縁を切ろうと決意した、30代まで続いたそうです。