待つなら半身でテキトーに待て!
「好きで忘れられない、待っていればいつかはまたやり直せるのでは?」と考えてしまう人には、まず半身で待つことを勧めます。
振られたこっちは「やり直すなら早いほうがいいのでは」と焦るばかりですが、相手はそもそもイヤになって振ってるわけですから、あなたとの恋愛が「いい思い出」になって、「やっぱりアイツ、イイ女だったなぁ……」と遠い目でグラスを傾けながら思い出すようになるには、もう少し時間が必要なのです。
この間にしつこいアタックを畳み掛けようものなら、「しつこいイヤな女」とあなたの評価は彼の中でさらに暴落していきます。
健気に、彼ひとすじに待つ女……。というストーリーを演じたくなる気持ちはよくわかります。
なんとなく、願かけみたいなもので、他の男に目移りなどせず一途に待っていたほうが、復縁率が上がりそうな気がしますもんね。
でも、恋愛に関しては、そんなことは基本ないものだと認識してください。
どんなに一途に好きでも、どんなに深く愛していても、嫌われたらそこで終わりなんです。残酷ですが事実です。
これは、元彼に対して、いろいろな恨みつらみがある場合も同じです。
相手が浮気したとか、これだけしてあげたのに何もしてくれなかったとか、筆舌に尽くしがたい屈辱的な仕打ちを受けたとか、そういうことがあっても、相手はのうのうと今まで通り、普通に生きてます。
恋愛でどんなに悪いことをしたって、天罰なんか下らないのです。
恋愛というのは、そういう無情な世界です。こんな世界で、いったい何をどうすればいいのでしょうか。
復縁を望む場合も、復讐を望む場合も、共通して言えることがあります。
それは、相手のことを忘れることです。好きだったことすらまったく思い出せなくなるほどに、徹底的に忘れることです。