早いもので、もう二月も終わりですね。二月の【しくじり熟女】はコーチング一色となりました。そのためか、「菊池さん、聴き上手でしょうから」と、嬉しい褒め言葉を頂戴した筆者。そうなんですよ、筆者ったら「聴き力検定2級」という民間資格(!?)まで取得しちゃっているんです。そんな筆者にドンピシャなご質問が寄せられました。
「菊池さん、聴き上手でしょうから、デートとかで男性の話を聴く側にばかりなりませんか?」
「男性って話してばかりで、こっちの話を聞く割合少ない気がして」
「男性って仕事の自慢話とか、こっちがつまんないってサイン送ってても気づかない」
「こういう男性をどうにかする裏技ってないですかね」
「つまんない話をやめさせる方法、みたいな」
承りました、二月最終週のお題は「つまらない話をどうにかする方法」です。
つまらない話をどうにかする、もっともスマートな方法は、明石家さんまさん以外とのデートは断ることです。さんまさんだったら、つまらない話を延々と続けるようなデートは絶対にしないでしょうから。
しかし我々一般ピープルが、吉本興業の……いや日本芸能界のトップに君臨するさんまさんとデートするのは夢のまた夢。潔く諦め、別の方法を模索しましょう。おっと、その前に!
そもそも何故、男性という生き物の話は大概つまらないのでしょうか?
諸説あるでしょうけど、筆者は原始人の遺伝子による影響だと思っております。原始時代の男性は狩猟を、女性は木の実採集を担っていました。木の実採集は喋りながらでも作業できるので、女性は話術が発達したのでしょう。
一方で男性は、狩りのさいちゅうベラベラ喋っていては、獲物に気付かれ逃げられてしまいます。つまり、話術を磨くチャンスに恵まれなかったわけです。話術を磨くチャンスがなければ、話がつまらなくなるのは仕方ないこと。その「話のつまらない遺伝子」が原始時代から、悠久の時を経て現代男性にも受け継がれているため、話がつまらないのでしょう。
ほか、最近の風潮としては「個人情報」に関してシビアになりすぎているような気がします。「女性に年齢を聞くのは失礼なのでは」「住んでいる地域を聞くとストーカー扱いされるかも」「彼氏の有無を訊ねるのはセクハラに該当する危険性が」等々、配慮すべき点があまりにも多すぎるのでしょう。
女性に対してあれこれ質問することでヘンな誤解を生むくらいなら、俺がメインで自分の話を語ろう……という結論に達するのかもしれませんね。その結果、自分語りが続くわけです。そして先にも述べた通り、男性は原始人から「話がつまらない遺伝子」を受け継いでいます。以上を踏まえ、つまらない自分語りがエンドレス化するのでしょう。
- 1
- 2