というわけで今週のテーマは「女賢者がヤル気を出す方法」とさせて頂きます。筆者も「セックス面倒くさいけど、ＡＭのラブタイムカテゴリで連載している身としては、たまにはヤらねば！」などの裏事情を持つ身の上。

また「現在の反動で、10年後くらいに色ボケババアになったらマズいぞ」「そうならないためにも、たまにはヤらねば！」という危機感も持っています。そういったバックボーンを経て、筆者がヤル気を出す際に導入しているのが、「自分ご褒美」です。セックスという面倒くさい行為をした後、「ご褒美」が待っていると思えば、自然とヤル気も湧きますよ。

「自分ご褒美」の具体的中身ですが、赤玉が出た直後の女賢者ビギナー期は、たまたまピアス収集にハマッておりまして。なので「１回ヤルごとに、新しいピアスを買っても良い」というシステムを導入しました。価格上限は千円以内。セックスのたびに4℃へ駆け込んでいては、すっからかんになってしまいますからね。但し例外もあります。

「今回のセックスは私、すごく頑張った！」などの実感がある時はフンパツ可能。そのへんは柔軟に設定しておくことで、「あんなにも魂込めてフェラチオしたご褒美が300円のピアスだなんて(しかも自腹)」だなんてションボリモードに陥ることもありません。

ピアス収集に飽きてからは、別の「自分ご褒美」を導入しております。コンビニのレジ横にある揚げ物各種です。ファミ○キとか、から○げ君とか、か○あげ棒とか、コンビニごと色んな揚げ物を売っていますよね。企業努力の賜物で、どのコンビニの揚げ物も美味しいです。叶うことなら毎日食べたいくらい！

しかしそういうわけにはいきません。揚げ物はご存知の通り高カロリー、ダイエットの敵です。だからこそ普段は意識的に遠ざけていますが、セックス直後だけは「自分ご褒美」としてコンビニの揚げ物を解禁しています。ファミ○キや、から○げ君や、か○あげ棒が待っていると思えば、セックスへのヤル気も湧いてきますよ。

ピアスの場合、アクセサリー屋が早朝だと閉まっているため、入手までタイムラグが生じます。一方でコンビニの揚げ物は、セックス直後に入手できるので「セックスを頑張ったご褒美感」がより際立つのです。肉棒の後の、か○あげ棒……なかなか感慨深いものがありますよ。

「自分ご褒美」って、セックス以外にも応用可能です。残業や休日出勤の後とか、ＶＩＯ脱毛で激痛施術に耐えた後とか、結婚相談所で「理想が高い！」と相談員に叱咤された後とか……。頑張った自分に「自分ご褒美」をあげましょう。事前に「自分ご褒美」を考えておくことで、ヤル気が出せない案件にもヤル気が出ます。

尚、ピアスや揚げ物は、あくまでも筆者にとってのご褒美。ピアスや揚げ物ではなく「ハー○ンダッツがご褒美」という人もいれば、「アイシャドウなどコスメがご褒美」という人もいるでしょう。なんでも良いんです、自分にとっての「自分ご褒美」は何なのか……考えるだけでも楽しくなってきますよ。以上、「自分ご褒美」のすゝめでした。

追伸
ここまで書いて、この記事がイブ掲載予定というスケジュールに気付きました。イブとは全然関係ない話題ですいません。いや、一応チキンの話は書いたから良しとするか。

Text／菊池美佳子