問題はセックスライフ
問題は半年間及びその後のセックスライフです。いまも昔も、「好きなオトコがいようとも、両想いになるまでは操を立てる必要なし(つまり片思い期間中も、機会があればほかのオトコとじゃんじゃんセックスする!)」をモットーとしている筆者だというのに!
10キロダイエットの期間及びその後の筆者は、「お誘い」に対して消極的になっていきました。なぜなら、合コンだろうとデートだろうと、そこには「ゴハン」という名の酒が付き物。そして酒には「つまみ」が付き物。
せっかく10キロ痩せたのに、オトコとセックスすると、カロリー摂取がワンセットになっているためリバウンドする……という恐怖から、筆者は男性との接触機会を減らすようになりました。これって本末転倒ですよね。ダイエットのきっかけは、イケメンへの恋心だったはずです。つまり、男女関係を活性化させるためにダイエットしたのに、いざ10キロ落ちたら、男性との接触機会を減らすようになったって……我ながら意味がわかりません。
「本来の目的はなんだったのか忘れてはならない」という教訓を得た筆者は、その後リバウンドを経て、3年前に再び大規模ダイエットをすることになりました。尚、このときダイエットのきっかけになったのは、今度は「イケメンへの恋」ではなく「フルヌードを撮りたい!」という理由でした。このときのフルヌード画像が見たいかたはAM編集部のお問い合わせフォームまで……というアメリケンジョークはさておき。
3年前のダイエットでは、「別腹制度」を設けました。ダイエットはする、しかしお誘いがあれば「セックスは別腹」ってことで、二つ返事で応じるというMyルールです。そのぶん、26歳のときは半年で達成できた10キロ減量が、3年前は10ヶ月かかってしまいました。とはいえ、その差せいぜい4ヶ月です。せっかくの誘いを断るつまらないオンナに成り下がるよりも、セックスを楽しみつつ痩せていったほうが心身共に健康的!
10キロ規模の大がかりなダイエットでなくとも、日々ウェイトコントロールに気を付けてらっしゃる女性は多いかと存じます。ウェイトコントロールが何のためなのか……もちろん、ファッションを楽しむためとか、健康のためとか、自分自身のために励んでらっしゃるとは思うのですが! その中の1つに「恋をするため」という、男女関係にまつわる動機も含まれているのなら! 「お泊まりしたら、就寝前のストレッチができなくなる」ではなく、セックスは別腹制度を設けることを推奨します。
Text/菊池美佳子
次回は <現代人のセックス離れの原因は布団の軽量化!?重量感がムラムラのカギ>です。
くたびれてきたかけ布団を、面倒くさがりながらもようやく捨てて、新しいかけ布団を買おうとした菊池美佳子さんでしたが、どの商品も軽さをアピールしてばかりでずっしり感がない!これ、セックス離れの原因なんです。多分。
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