「女子会のほうが気楽」な皆様へ!後悔している熟女からのアドバイス

女子だけの世界で5年間

帽子をかぶった3人の女性が談笑しているサムネイル画像 Stocksnap

出身校を大別すると、共学か女子校の2パターンに分かれます。「キクチさんはモチロン共学出身ですよね」どころか、「オトコ漁りを目的に工業高校を選んだのではないか」と言われることの多い筆者ですが、意外にも女子校出身です。あ、工業高校へ進む女の子がオトコ漁り目的という意味ではないですよ(汗)。筆者に対して、「キクチさんは工業高校出身ですよね」とツッコミを入れる人々にとっては、「一般的な女の子は機械に対する情熱を持って工業高校へ進むであろうに」「キクチの場合は、男子の割合が圧倒的多数という部分に情熱を燃やすのであろう」というイメージなのでしょう。

むしろ、その逆だったんですよね。「女子の割合が圧倒的多数どころか、生徒は女子のみ」という理由で女子校を選んだ筆者。小5から中3まで、男子からの「いじめ」に遭っていた筆者にとって、「共学」はありえない選択肢でした。女子校に進めば、男子からの罵りに悩まされることのない、平穏な学校生活が待っていると……そりゃもう高校受験が待ち遠しかったものです。

高校卒業後の進路として選んだのも女子短期大学でした。神戸にある短大だったんですけどね。「神戸の短大生」って、近隣大学に通う男子学生とサークルや合コンを介して知り合い、ハーバーランドや元町でデートを楽しむようなイメージが強いかと存じます。

その王道イメージに反し、合コンもデートも……というか男子との接触を一切持たない2年間を過ごした筆者。高校時代の3年間をあわせると、およそ5年間も、男子との接触が一切なかったことになります。

なんてったって、当時の筆者にとって男子とは、「私を虐めるクソな存在」でしかなかったので。例外もいるだろうと思える心の余裕はなく、「男子は総じてウンコ!」という概念のもと生きていました。

よって、ロストヴァージンを焦る気持ちなんぞ、これっぽっちもなく。ロストヴァージンどころか、男女交際したいという願望すら湧きませんでした。ですから、短大時代に1人暮らしをしていたアパートの上階から、住人の女が彼氏を連れ込みアッハンウッフンしている声、及び天井が軋む音に、不快感すら抱いていました。壁ドンならぬ、天井ドンをしてやりたかったくらいです。