この夏、皆さんはどんな思い出を作りましたか?
私、マドカ・ジャスミンといえば、夏寸前に彼氏と別れたことが原因で特撮ヒーロー熱がぶり返し、ただひたすら家に引きこもってテレビの前から動かない日々を過ごしていました。
そのせいか肌は白いままですが、10年ぶりに体重が50kgオーバー。見事に白豚です。2017年残りの目標は出荷されないことかな! いま豚の角煮を想像したのは誰だ!
そんな夏らしいことも特にせず、いやらしいことができる相手もいないのでひたすら涼しい室内でぼーーーっとテレビに映るヒーローを眺めていると、AM編集部からメールが。
『栃木に聖域(サンクチュアリ)と聖人(セイント)が待つ』
いやいやいや、何この週刊少年○ャンプ作品の冒頭みたいなやつ?!
AMのノリじゃないでしょ!!??! テコ入れ?!! 迷走!!???!!
しかしながら、“聖域(サンクチュアリ)”と“聖人(セイント)”なんて文字を見たら、脳内厨二病な私の足が動かないわけがなかった。
ちょっとした勇者気分の私は秒で栃木へ向かった。
しかし、特急に揺られながら思っていたのは、「どうせなら彼氏と鬼怒川温泉に行く夏にしたかった」のただそれのみ。
栃木でマドジャスを待っていたのは…
そんな儚い思いは栃木に着いた途端に消し去られる。
なぜなら、
栃木駅で落ち合った聖人(セイント)が、
JK時代からお世話になって憧れていた、マイ リアル 聖人(セイント)様の一徹さんだったからだ。
(白目剥いて泡吹きそう)
初めまして! ずっとお会いしたかったので嬉しいです!
くぁwせdrftgyふじこlp
人は想定もしてないことが起きると本気でキョドり、ずっと会いたかった人に会えるといくら仕事でもがち照れしてしまうらしい。
ここここここここが聖域(サンクチュアリ)なんですかねぇッ?!!
キモオタ同然に裏返る声。すこぶる気持ち悪い。
いや、ここから車で移動みたいですよ。さあ、乗ってください
そういうと、車までエスコートをしてくれる聖人(セイント)様。
ロケが始まったばかりとはいえ、心臓が保てない。というか、この段階でだいぶロケなことを忘れていた。以下が証拠である。
仕事の顔しろよ私…
車で走ることおよそ15分ほどで聖域(サンクチュアリ)に辿り着いた。
こ、ここは…!!!
そう、この聖域(サンクチュアリ)こそ、あの新素材コンドームとして話題になったSKYNを始め、さまざまなコンドームの製造・出荷している 不二ラテックスさんの工場である!!!!
(※SKYNは海外で製造されているため、栃木工場では検査のみ)
確かに聖域(サンクチュアリ)だ…
普段お世話になっているコンドームたちがここで生み出され、日本全国の老若男女の元へと旅立つ…そう考えるだけで胸に熱いものが込み上げてくるものだ。
聖人(セイント)様と聖域(サンクチュアリ)にいて、これでもうおなかいっぱいなのですが私は何をすれば…何かミッションでもあるんですかね…
ミッションというほど大袈裟ではないですけど、しいて言うなら僕と工場デートすることですね
ニコッと笑ってそう答えた一徹さんの笑顔は、殺傷能力の高さが異常だった。
で、で、で、デー、トって、あのア、アベック*がする、あれです、かね?!
*カップルの意味
そうですね! あとその聖人(セイント)呼びじゃなくて、名前で呼んでください。僕もそうしますね! マドカさん!
助けてパパ、子宮が追いつかない。
こうして、聖域(サンクチュアリ)不二ラテックスさんの工場見学が始まった。
今回案内してくださるのは工場長の石澤さん。
よろしくお願いします!