TECHNIC１：ペニス愛撫の王道テクは「強摩擦」

　いわゆるペニスを手で握り、上下に擦る「手コキ」は、「強摩擦」と呼び、最もイキやすいペニス愛撫とされています。
確認すべきポイントは、①ペニスを握る力加減　②しごくスピード ③包皮小帯の上下。

　彼のペニスを軽く握ったら、「もっと強い（弱い）方がいい？」「もっと速い（ゆっくりな）方がいい？」と力加減としごくスピードを彼に聞きながら調整します。
「強く」「弱く」×「早く」「ゆっくり」の組み合わせ次第で、“イカせるしごき”と“イケないしごき”があるのがわかってくると思います。
しごき慣れしていない女性にお伝えしておきたいのですが、亀頭と陰茎本体をつなぐ包皮小帯（つなぎ目）がつっぱり過ぎていないか注意しながら行いましょう。
やみくもに強い摩擦刺激を与えて、包皮小帯をひっぱってしまうと痛みでせっかく勃起したペニスが委縮してしまいます。

TECHNIC２：初めての快感「スクリュー愛撫」

　こちらの愛撫テクニックは、できれば潤滑剤を使用した方がスムーズです。
スクリュー愛撫は、その名前の通り、ペニスに“ねじり”を加えながら、刺激します。

　ペニスと握手するように片手で握ります。もう片方の手はペニスの根元にそえて、ペニスを固定しましょう。
そのまま握手した手でペニスをねじるように回転させながら上下運動します。
亀頭まで到達したときは薬指をひっかけると、さらに気持ちが良いですよ。

TECHNIC３：ローション+乙女の祈りで絶頂へ誘う

　両手を“教会のお祈り”の形にして、ローションを塗布した陰茎を包み込みます。
両手の水かき部分がカリ首にひっかかるようにセットして、陰茎を上下摩擦します。
両手の手のひらで圧迫するので、かなり強い圧がかかります。
注意点としては、カチカチに勃起状態のペニスに行うこと。ローションは必須です。

　彼の反応をよく観察しながら愛撫をしていると、射精への高まり加減がわかるようになるので、彼の射精のタイミングをあなたがコントロールできるようになります。
挿入がスムーズになるように、女性側がペニスの反り具合と膣の角度をあわせましょう。

　あれこれ工夫してみて、「やっぱり今日は無理」という時は、射精にこだわらず、愛撫のしあいっこをして満足度を高めましょう。
「さっき、私が頑張ったから、次はあなたの番ね！」とかわいくおねだりすると彼の肩の荷が下りるでしょう。

　まだお伝えしたいことがあるので、次回も引き続き、遅漏男性のための前戯テクニックと体位についてご紹介しますね。

つづく

Text／OLIVIA