デートはセクキャバ!?時代とともに変わる「セックスに関するお悩み」

2種類の悩み

菊池美佳子 男を甘やかすな 悩み cuncon

 今週は「悩み」について書こうと思います。一説によると、我々人間の悩みはたったの2種類だけなんですって。その内訳は、「お金」「人間関係」。「いや、私の悩みはなかなか痩せないことなんですけど」って思う人もいるでしょう。その悩みも、お金があればエステや加圧トレーニングや、さらには脂肪吸引の美容外科手術を受けることで解決するのですから、「お金」の悩みになります。

 アドラー心理学では、「お金の悩み」すらすっ飛ばして、「人間の悩みは、すべて人間関係の悩み」としています。前述の「痩せない悩み」は、「周囲から太っていると思われたくない」とか「騎乗位の際、相手男性から『重い』と思われたくない」という観点では、ナルホド確かに「人間関係の悩み」になりますね。

「悩み」はまた、時代と共に変化していくものでもあります。明治大正時代は、「家庭に縛られず、外で働きたい!」という悩みが主流だったのでしょう。それが今では、「外で働くよりも、専業主婦として家庭に入りたい」って悩みのほうが圧倒的多数のご時世ですからね。

 この記事は、AMのSEXカテゴリに掲載される宿命(!?)を背負っておりますゆえ、ぼちぼちエロい話題に入りたいと思います。セックスに関するお悩みも、ひと昔前とは真逆になってきているように見受けられます。

1.デートのたびにセックスを求められることが悩み
2.せっかくのデートなのにセックスを求められないことが悩み

 ほんの数年前までは、「1」が主流でした。いわゆる、「私のカラダが目当てなの?」ってやつですよ。余談ですが筆者は、「カラダ目当て」という言葉が大嫌いです。「○○君はどうせ、私のカラダが目当てなのよ……」などボヤいている婦女子を見かけると、跳び蹴りを喰らわしたくなります。カラダ目当てという言葉を使うことができるのは、壇蜜さんのような「ボンッキュッボンッ」のプロポーションに恵まれている婦女子のみ。そうでなければ、「セックス目当て」と表現すべきですね。ナイスバディ美女でも、貧乳熟女でも、膣は膣ですから。