実技よりも口癖を見直して「ぼっち」を回避?
筆者とは真逆のタラレバ事情を抱える人もいるかと存じます。「あの合コン帰りの誘いを断らなければ、サクッと処女喪失できていたはず!」のような、処女喪失のタイミングを逃すパターンです。「ワキ毛の処理が完璧だったら、誘いに応じていた……」「ヨレヨレの黄ばんだパンツでなければ、二つ返事でオッケーした……」など、言い出したらキリがないですね。
「処女喪失」のタラレバは、遠い昔すぎてピンと来ない人に向けて、もうちょい身近な例を挙げましょう。「先にセックスしなかったら、今ごろはちゃんとお付き合いできていたかも」がダントツで多いのでは?
逆に、ほとんど聞いたことがないのが、実技に関するタラレバ発言です。「サオだけでなく、タマや会陰やアヌスも舐めていれば、彼は私にメロメロだったはず!」とか、「手コキの際、もっとソフトタッチを心がけていたら(以下同文)」とか、「得意のグラインド騎乗位のみならず、上下ピストンも導入していれば(以下同文)」とか。女友達から聞かされたこともなければ、自分自身でも言ったことないのでは?
ぼちぼち、整理しましょう。
セックスしたことに関してはタラレバ発言が出る
セックス実技に関してはタラレバ発言が出ない
『東京タラレバ娘』によると、タラレバ発言ばかりしていると、2020年は「ひとり東京オリンピック」になるそうです。ってことは、いま婦女子がすべきは、実技のテクを磨くよりも! セックスしたことにタラレバ発言しないよう、口癖を見直すことですね。
「後からタラレバ発言の出ないセックス」を追い求めると、時間がかかります。
それよか、「どのようなセックスだろうともタラレバ発言しない!」と、つじつま合わせから始めたほうが、手っ取り早いです。結果は後からついてきますよ、たぶん……。
Text/菊池美佳子
次回は <彼氏がルームシェアしていたら?考えられるハプニングへの対策>です。
他人と住むなんて考えられない!とルームシェアが苦手な人でも、パートナーがルームシェアしていて関わることがあるかもしれません。そんなときセックスするにはどうするか……ではなく、もっと考えておくべきは「皆でお風呂に入りましょうよ!」と言われたときの返答……?
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