でもね、ごくたまに、ものすごーく低姿勢で謙虚な業界人サマもいらっしゃるのですよ。そういった方々に、失礼を承知で、「大半の業界人サマは、上から目線とばかり思っておりました」と伝えると、「世間サマからそう思われがちな職業だからこそ、低姿勢&謙虚を心がけている」と。素晴らしい！

　その素晴らしさに感服し、つい誘われるがままにセックスしてしまう筆者なのですが。低姿勢で謙虚な業界人サマって、「チ○ポは立派、テクニックは微妙」というケースが多いように見受けられます。逆に、うっかり「上から目線な業界人さん」とセックスした黒歴史も何度かあるのですが、彼らは「チ○ポは微妙、テクニックは立派」だったように記憶しています。

　以上を踏まえ、筆者が導き出した仮説は、以下の通りです。チ○ポが微妙であるにも関わらず、テクニック面で自信をつけた男性は、「サイズだけがすべてじゃないぜ！」という反骨精神により、服を着ているときから勝ち気な態度になっちゃうのかも。それが筆者には、「上から目線」に感じたのでしょう。

　せっかくの巨根を活かしきれていない、テクニックが残念な男性は、セックス相手から性交痛を指摘された体験が多かったのでしょうね。不器用なため、テクニック向上を図るのは難しいけれど、そのぶん「ゆっくり動かすね」など、気遣いが磨かれたのかも。それが筆者にとっては、「低姿勢で謙虚、素晴らしい！」という印象に繋がったのでしょう。

　この仮説が、業界人男性だけでなく、一般男性にも共通するのか、その探求は2017年の目標にしたいと思います(笑)。それでは、良いお年をお迎えくださいませ。

Text／菊池美佳子