かつて、妻が出産入院中に浮気行為に及んでいた政治家の不祥事が世間を騒がせましたね。出産は、いかに現代医療が整っているとはいえ、当事者にとっては命がけ! そんな中、浮気行為に走るとは、まさにゲスの極み! 議員辞職という形で騒動にケジメをつけましたが、同情の余地なしと、あちこちから厳しい声が挙がりました。全く以ってその通りなのですが、悲しいかな、これって決して珍しい話ではないんですよね。
筆者の知り合いにも、妻が妊娠中に、別の女性と肉体関係に及んだクソ野郎が二人ほどおります。というか、お叱りを受けること承知の上でカミングアウトしますが、「別の女性」とは筆者のことです。どちらも、筆者が20代前半の頃の出来事でした。若気の至りでは済まされない黒歴史でございますが、しくじり先生さながら、「筆者みたいになるな!!」というメッセージとして、お読み頂ければと存じます。
簡単にデキるが、一回ポッキリ
クソ野郎Aは、妻が帰省中で一人暮らし状態とのことで、筆者を自宅にお持ち帰りしました。クソ野郎Bは、妻が帰省中なので朝帰りもノープロブレムとのことで、筆者宅に泊まっていきました。クソ野郎宅なのか、筆者宅なのかという違いはありますが、両名に共通しているのは、妻が出産準備で里帰り中だったということです。
核家族化が著しい現代社会において、里帰りせずに出産に臨むのはなかなか度胸が要るもの! 実家に帰れば、出産の大先輩である母ちゃんがいるわけですから、そりゃもう安心です。でもね、その安心と引き換えに、「夫が浮気しているかもしれない」という不安も生じるのです。そう考えると、里帰り出産よりも、母ちゃんに来てもらったほうがベター!
「夫と二人暮らしの家に母ちゃん呼ぶのはハードルが高い」というご事情はあるかと思いますが、女性は出産という命がけの行為に臨むのですから、夫にも「義母と数ヶ月間同居」程度の試練には耐えて頂きたいものです!
クソ野郎両名には、「出会ったその日のうちにセックスに至った」という共通点もありました。どちらも、男女の出会いを目的とした合コンではなく、いわゆる普通の飲み会で知り合った間柄です。セックス後は、継続的な関係性になることもなく、1回ポッキリで終わりました。これって要するに、性風俗店を利用するようなノリだったのでしょう。妻とセックスできないことで溜まった性欲を、ソープランドで発散させる感覚と似ているのかもしれませんね。
この部分に関しては、妻が妊娠中の既婚男性から誘われた女性に対して、ご提言さしあげたいと存じます。相手男性にとってあなたとのセックスは、一時的な気の迷いです。彼らは、なんだかんだで妻の元へと帰っていきます。たかだかひと晩寝たくらいで、本気の恋愛感情なんぞ抱かないように!
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