なかなか手を出してこない無垢な貧乏彼氏とやっと結ばれる。かわいらしいカップルの初めてのセックス。
彼氏との初めてのセックスは、きっと誰でもドキドキです。
しかもそれが、なかなかセックスまでたどり着かないカップルの「初めて」だったら、ドキドキも最高潮。
「四畳半ダーリン」に収録されている「貧乏くじのシンデレラ」は、そんなカップルが初めて結ばれるまでのお話。
売れない絵描きの太郎(一徹)とつきあい始めたマリ(夏目優希)。初めてカレの部屋に呼ばれて、そういうつもりでお泊りしたのに、何も起こらず…悶々。
それに何より、太郎の貧乏生活にはびっくり。ニンジンの皮を捨てて叱られたり…、普通ならちょっとおつきあいを考えちゃうかも(笑)。
でも、それを憎めないキャラにしてしまっているのが、一徹くん演じる太郎=タロちゃんなんです。
まるで小学生みたいな無垢な性格。口調や仕草まで、ひとつひとつ、どれをとってもカワイイ!
タロちゃんだったらしょうがないか、みたいな(笑)。
それでもやっぱり何ヶ月たっても手を出してこないとなると、ちょっと落ち込みます。
ある日、お泊りしても横で寝てるだけ、さらには布団の取り合いで「妹とおんなじ」と言い出した太郎に腹を立て、マリは部屋を飛び出してしまいます。慌てて追いかけてくる太郎。
マリは勇気を出して、「自分が女として見られてないんじゃないか」と思い悩んでることを告白し、そこでカレからは何ともかわいらしい理由が語られて。 「お外で・・・チュウしてもいい?」
キューンってなるような、タロちゃんのキス。
そして、部屋に戻る前に、ブタさん貯金箱を持ってコンビニへ走るタロちゃん。買ったモノは…うふふのふ。
四畳半の部屋に敷いたお布団でぎゅっと抱き合うふたり。
抱き合いながら、もう一度チュウして、さらに恥ずかしくなっちゃって。
とってもとってもかわいくて、観ている私も身悶えしてしまいます。
「ぼく、うまくできるか、心配」と言ったり、ブラを取るのに手間取ったり、「触っていい?脱がしていい?」っていちいち確認するタロちゃん。「もしかして童貞!?」ってこちらが心配してしまうほどでしたが、セックスを見るに、童貞君では絶対にないですね(笑)。
撮影秘話として、暴発しちゃったとかしないとか…そんな一徹くんの本当に気持ち良さそうなお顔と、赤くなった耳でかわいらしさ満点のこの作品、ドキドキ悶えながら観てください。