生命に危険性を及ぼす、キンタマ縮ませ女

 トークだけのデートを続ける女性のほとんどは、「早い段階でセックスをすると、すぐに飽きられる」とお考えなのでしょう。確かに、巷に溢れる恋愛コラムにもそういった文言が並んでおります。あれだけたくさんの恋愛コラムに書かれてあるのですから、そりゃ一理あります。

 はい、ここ!
「あれだけたくさんの恋愛コラムに書かれてある」って部分がネックなのです。

 情報社会に生きる現代男性たちには、女性向けの恋愛コラムにどのような内容が書かれているか、一字一句違えずとは言いませんが、情報として何となく伝わっています。
「オンナという生き物は、早い段階でセックスをするとすぐに飽きられるかもという不安から、なかなか股を開かないらしいぞ」と。
よって、女性側がセックスを焦らせば焦らすほど、男性側は「こやつ、股を開くタイミングを計算しているな」と思うわけです。そして彼はあなたに、「計算高いオンナ」というラベルを貼るのです。はっきりとした認識ではないかもしれませんが、ぼんやりとそう感じるのです。

「計算高いオンナ」を好む男性は滅多にいないでしょう。今後、事あるごとに計算されるのかと思うとキンタマが縮み上がる思いです。そして彼の脳内では、あなたのラベルが「計算高いオンナ」から「俺のキンタマを縮ませるオンナ」に変換されます。
キンタマは、男性にとって急所です。「急所」をインターネット時点で調べたところ、「人が、攻撃されると生命の危険性がある箇所」と記されておりました。彼にとってあなたは、「生命に危険性を及ぼす、キンタマ縮ませ女」なのです。もはや妖怪の名前にしか聞こえません。

 妖怪・キンタマ縮ませ女とは一刻もはやく手を切りたいと思うのが男心。しかし、その一方で「乗りかかった船」という感情もあるのが男心。以上を踏まえ、「とりあえず一発ヤッてから姿を消すか」という結論に達するのです。これを、「ヤリ逃げ」と呼ぶのはあまりにも気の毒です。
男性側にとっては、「キミは命に危険を及ぼす妖怪だから、俺は逃げるしかなかったんだよ」といったところでしょうから。

 男性に逃げられない女性になるためにはどうすべきなのでしょうか?
答えはカンタンです、妖怪・キンタマ縮ませ女にならなければ良いだけのこと。トークだけのデートを繰り返すのではなく、サクッとマンコを出せば良いだけのこと。論より証拠、論よりマンコです。