性をタブー視しないのは、両親が遊び人だったから?

アル:弟はセックスに価値を感じてないからヤラず、姉はセックスに意味をおいてないからヤッていた…という我々ですが、セックスを特別視してないのは共通だよね。
「姉弟で性の話をするなんて信じられない」とか言われるけど、それも特別視してないからで。

K:アルは電話で突然「蟻の門渡りについて質問なんだけど」とか聞いてくるもんね…。

アル:「ところでキミのチンポはでかいのか?」とかね。これだけ性をタブー視しないのは、家庭環境もあると思う。
うちも性にオープンな家庭ではなかったけど、両親そろって遊び人だったでしょ?
「金持ちの道楽息子と美人スケバン」のカップルだったから。

K:母親の死後に昔のアルバムを整理しながら「おお、アフロのスケバンって実在したんだ!」とか言い合ったよね(笑)。

アル:母は『ビーバップ・ハイスクール』の中山美穂のようだったなあ。
美人スケバンの美貌がキミに遺伝して、血の気の多さが私に遺伝したのだな(笑)。
ともあれ両親共に奔放な青春を送ったようで、それが家庭の空気に滲んでいたと思うよ。

 というもの、セックスについて悩み相談くれる女子は「両親共にマジメで厳格な家庭だった」って子が多いから。

K:TVでベッドシーンになるとチャンネルを変える、みたいな?

アル:いや「デートシーンすらダメだった」みたいな。少女漫画すら親に検閲されるとか。
性をタブー視する環境で育って「セックス=ふしだら・汚らわしい」って罪悪感を刷り込まれて、性嫌悪症っぽくなっちゃう子もいる。
セックスするのが苦痛で、恋愛にも消極的になっちゃうとか。

K:女性は大変だなあ…。僕はセックスに嫌悪感はないから。しようと思ったらできるけど、そんなにしたいと思わないだけで。

アル:でも男子もたまに悩みが届くよ。「エロゲーすると吐き気がする」「オナニーする自分に罪悪感を抱く」とか。 
男子は性欲との間で葛藤して苦しむ子が多い。で、そういう子も親がマジメで厳格ってパターンが多い。

K:なんか矛盾を感じるけどね。親もセックスをして子どもを作ったのに。

アル:うん。私の女友達にも親から純潔教育された子がいるんだけど、30歳を過ぎたら「いい人はいないのか」「そろそろ孫の顔が見たい」とか迫られて、「あんたらが私を恋愛できなくしたんだろう!」と言っていた。
そういう親のダブルスタンダードに傷つく女子は多いよ。