「やられる」セックスで傷つく女性

AM: そういう女子は周りにもいっぱいいます。女はセックスで傷つくんですよね…。

アル: しかもヤリチンは「ヤリ目的じゃない、本気でキミが好きだ」と口説くから。ヤリマンは「セックスのみだけどOK?」ってコンセンサスをとるけど。

ヤリチンは「べつに付き合うって約束してないだろ?」とか言うけど、女は理屈じゃなく傷つくんですよ。
だからヤリチンには「割り切っている同士でやれ」と言いたい。ハプバーとかで相手を見つけろと。でも彼らは単にやりたいんじゃなく、自分を好きにさせて攻略感を味わいたいんです。

AM: 落とす過程を楽しみたいんですね。それで落としたら満足して気がすむ。 そういう男子は多いけど、女子には少ない気がします。

アル:明るいヤリマンは、パートナーがいて安定した巣がありつつ、つまみ食いしている人が多いんじゃないかな。
友達に現役の明るいヤリマンがいるけど、彼女は「あんまり男が好きじゃない」と言っているの。「男は話していてつまらない、セックスだけでいい」と割り切っていて、結婚願望もないし。
「精神的な繋がりは女友達で満たす」と言っていて、つまり彼女にとって女友達が「巣」なんです。

AM: なるほど。男に「巣」を求めないから、セックスを楽しめるんですね。

アル: もう1人、元ヤリマンだけど引退した女友達がいて。
彼女は「セックスは南米系が一番」って意見で、ボーイフレンドはみんな南米系でした。昔の写真をみると「これホセだっけ?ルイスだっけ?」って自分でも混乱するって。
でも30過ぎてから、草食系の公家顔の日本人と結婚しました。「やっぱり住むなら畳の家」って感じで(笑)。

AM: (笑)。引退のキッカケはあったんですか?

アル: 「さんざん楽しんだから、もういいや」って自然に卒業していましたよ。
彼女みたいに、主体的にセックスを楽しめる女子は明るい。一方で、寂しさや自信のなさを埋めたくてセックスする子は、やっぱり暗くなってしまう。

AM: 「やる」よりも「やられる」って感じですよね。でも自信のない女子は、迫られるとN0と言えず流されちゃったり…。 

アル: NOと言えないなら、目の前で鼻クソをほじったら?で、できれば食べてみる。

AM: いや、その方がハードルが高いかと(笑)。