ま、今宵一発ヤルには問題なし!

 西日本フェチである旨、周囲(東日本)の女友達に話すと、みな首を傾げます。「ノリが違うような気がする」とのこと。
そういえば、筆者は短大時代を神戸で過ごしたのですが、短大の同級生たちは逆に、「東日本男子に対して苦手意識がある」と申しておりました。万人に共通するわけではないでしょうが、いま現在お住まいの地域と逆の地域出身の男性に目を向けると、競争率が少ないかもしれませんよ。

 さっきから話が脱線しまくっていますが、飲み屋では「正直これは、長く続くご縁ではないかもしれないぞ」と感じました。生ビールをオーダーする筆者に対して、ミスター関西弁はウーロン茶をオーダー。お酒が苦手とのことでした。飲めない男性が悪いという意味ではないのですが、筆者が飲んべえなため、長続きするお相手はお酒を嗜む男性ばかりなのです。
ま、今宵一発ヤルには問題なし! ポジティブ脳に切り替え、ミスター関西弁宅にお持ち帰りされる運びとなりました。

 家に着いてからも、「やはりこれは、長く続くご縁ではないかもしれないぞ」と感じる箇所が!部屋が散らかっていたのですよ。
筆者は決して潔癖症ではないのですが、何年か前にゴミ屋敷で半同棲していたおぞましい過去があるため(詳しくは『ゴミ屋敷男から学ぶ“セックス興奮剤”の思わぬ効果!』の回をご参照くださいませ)、散らかった部屋に対して身構えてしまうのです。
ま、今宵一発ヤルには問題なし! ポジティブ脳に切り替え、ミスター関西弁が襲いかかってくるのを待ちました。

 ミスター関西弁は、いきなり襲い掛かってくることはなく、まず風呂に入るよう勧めてきました。しかも、「先にシャワー浴びる?」などのセックスを匂わせる勧め方ならまだしも、「お風呂入っていきなよ!」と、まるで親戚のオバチャンが遊びに来ているガキンチョに勧めるような口ぶりです。
これがヒノキ風呂やジャグジー付き風呂ならまだしも、ユニットバスで風呂推しはヘンやろ! と、心の中で関西弁になる筆者。
ま、今宵一発ヤルには問題なし! ポジティブ脳に切り替え、風呂を拝借しました。

 入浴中、ミスター関西弁も乱入してきたので、そのまま風呂場で乳繰り合うことに。風呂場でイチャつくのって楽しいですよね。ヒノキ風呂やジャグジー付き風呂でなくとも、ユニットバスでも充分楽しいものです。
生憎筆者は、のぼせやすい体質のため長風呂は苦手。本番は部屋にて行ない、そのままさっさと帰っても良かったのですが、ミスター関西弁が泊まっていくよう熱心に勧めるので、そのまま一夜を明かすこととなりました。