「その人がどうしたら幸せか、気持ちいいか」と思って触ることが深いコミュニケーションにつながる

 深いコミュニケーションっていえば、生き物に触ること。
SEXの深さは、肌と肌との触れ合いによるよね。
生き物に触れていると、満たされて、そんなにムラムラしなくなるっていうこともあるんだ。

 小さい子どもがいるお母さんなんてそうだよね。
産後は授乳の関係で、ホルモンバランスが変わるから、生理もないし、ムラムラもあまりしないんだけど、生理が始まって、ホルモンが戻っても、あんまりムラムラしない。
そういうお母さんはたいてい子どもにべったりなの。
子どもとのスキンシップで、ふれあい欲求が満たされちゃっているんだよね。

 触るっていうのも、SEXと同じようにただ触れればいいわけでもないの。
触り方があるみたい。テクニックっていう意味じゃなくてね。

 相手を知るために触るっていうのかな、例えば動物でもただ撫でるんじゃなくて、「どう撫でたら気持ちがいいかな?幸せかな?」って考えるよね。
だから、「自分が触りたいから、撫でたいから」っていうのとは違う。

 私は整体を教える仕事もしているんだけど、「触る手」を育てるのはとても大切なんだ。
技術以前に、手を創ることは、まずはじめの一歩。
肉のかたまりを触るような手で、人の体を触っても、受け手は気持ちよくないの。
その人を知るつもりで、「その人がどうしたら幸せか、気持ちいいか」を知るつもりで触ると、まるで体と対話しているような感じになる。

 これが、言葉ではできないような、深いコミュニケーションになるの。
そうすると、触っている側もすごく満たされちゃって、SEXはどっちでもいいかな?なんて気持ちになっちゃうんだ。
だから恋人のいない、触れ合いにちょっと飢えているような生徒たちのほうが練習熱心だったりするよ(笑)。

 答えになっていたかな?
ムラムラしていてもSEXに限定しないで、いろいろ試してみてね!

【つづく】

Text/奥谷まゆみ

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